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What's up, Luke ?talk about music, opera, art, dineout, trip, movie and Mac gadget
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ミラノ 2日目
ミラノのホテルの朝ごはん。イタリアっぽく甘いデニッシュが多かったです。コーヒーは注文を聞きに来てくれて、その都度淹れてくれるのですごく美味しい。 とりあえず一番近くのスカラ座併設の博物館へ行ってみる。ここが思いの外充実した展示で、気がつくと結構な時間が経っていました。 博物館は2階バルコンと繋がっているので、ホールもこんな感じで見られます。ちょうど子供のためのオペラ企画の準備中。 企画展としてトスカニーニ展が開催中。吊り下がってるヘッドフォンで音源が聴けます。映像や写真の展示も多く、わたしの中では歴史上の人物だったトスカニーニが少し身近に感じられました。 外に出るとドン・ジョヴァンニのポスターが。「いよいよだなー」とやっと実感が出て来たり。 スカラ座から徒歩5分ほどの所にあるブレラ絵画館へ移動。ここは一階部分が美術学校になっていて、美術館は2階部分にあります。「死せるキリスト」が有名ですね。実際見るとリアル過ぎる描写がすごかった…。 海外の美術館でよく見る光景。みんなガンガン手を挙げて質問してるのがすごい。英語圏だと子供向けの解説を横に立って一緒に聞いてるとなかなか勉強になったりするのだけど、さすがにイタリア語では無理でした。残念。 ブレラ地区はこんな感じの落ち着いた通りで、フラリと立ち寄れるリストランテやカフェ、ブティックが並んでいます。 適当に入ったお店でランチ。なんてことないパスタとワインだけど、かなり美味しい。イタリアだなぁ、としみじみ。 通り沿いのアイス屋さんにも入ってみる。もちろん美味しい。 その後自分のお買い物を少しして、ドゥオモを見上げるカフェで休憩。お約束のアペロール。そんな天気でした。 晴天に映えるドゥオモを見たのがこれが最後。翌日からは曇り→雨とパッとしないお天気に。 というわけで、夜はいよいよスカラ座へ…!
ミラノへ
前夜は結構はしゃいで楽しく飲んだけど、相変わらず6時には目が覚める。すごいなわたし。
朝ごはんを美味しくいただく。ヨーロッパのホテルでよくお目にかかるこのサイズのヌテラは本当に便利。 オーストリアのヨーグルトは美味しい。この後行ったミラノのホテルのヨーグルトはイマイチでした。 空港まではタクシーで。ビールを飲みつつ搭乗を待ちます。ウィーン、死ぬほど楽しかった。またすぐ帰る予感がします…。 さて再びミラノへ!ホテルにチェックインしてまずは聖地へ。…来たわ、スカラ座!! そしてミラノのシンボル、ドゥオモへ。皆さんのSNS投稿でさんざん見慣れた建物だけど、実物見て「わー、来ちゃった」としみじみ。 ガレリアもなんだか初めてな気がしない。 ドゥオモ脇のリナシャンテで家族に頼まれた買い物をして、最上階で早めに軽いディナー。サクッと食べてもハズレのないのがさすがイタリア。 帰りにフォロワーさんに教わった美味しいマロン・グラッセのお店で試食用に数個買ってみる。これが驚くほどしっとり美味しいマロンでびっくり。翌日も立ち寄ったのは言うまでもありません。 こんな感じでミラノ初日終了。早目に就寝して翌日に備えます。
ウィーン 2日目 午後 郊外へ
さて、午後からは在住の友人達と共に郊外へドライブ。まずはランチをしにアイゼンシュタットへ。
この季節はやはりシュパーゲル!これこそわたしが食べたかったシュパーゲル!という感じの一皿。ハムが合う合う〜! エスターハージーのお膝元で味わうエスターハージートルテ。ウィーンのケーキならではの繊細なお味。 お城を見学したりワインを物色した後は、国境を越えてハンガリーへ。 いわゆる「ヨーロッパピクニック」の現場となったショプロンです。 これがモニュメント。むかーしニュースで見たなぁ、としみじみしてしまいました。 一度ウィーン市内へ戻り、もう一人と合流して夕ごはんへ向かいます。 伝統的な美味しいオーストリア料理とワインをたくさんいただきものすごく満足。しゃべり倒して大笑いして、とても楽しい夜でした。いやー、ウィーンに来て良かった。ありがとうございました!
ウィーン 2日目 午前
6時頃目が覚める。外は晴れてるけど、午後から雨マークが付いてるのが気になるなぁ、と思いつつベッドから出て、腹筋とプランク。エライな、わたし。
朝ごはんの時間になったので、サロンへ行く。7時台はまだ人もまばらで、窓側の席に着く。 スパークリングが置いてあったので、ミモザを作ってみる。休日の醍醐味。 久々にベルヴェデーレに行こうかなとも思ったのだけど、友人にアルベルティーナのエゴン・シーレ展が良かったと聞いたので、そちらに行くことに。が、まだ時間が早いので、比較的早くから開いているウィーン分離派会館へ。 ここは「ベートーヴェンフリース」が有名ですが、建物そのものがかなりユニークでお気に入りです。ちょっとした意匠が面白い。 さて、アルベルティーナ美術館へ。だいぶ曇ってきましたね。 いや、いい展示でした。個人蔵のもの(こちらはさすがに撮影禁止。他は可)が多いという、圧倒的な地の利を活かした大回顧展で、これだけたくさんのシーレをまとめて見たのは初めてでした。初期のものから晩年(と言っても彼は夭折だったのだけど)まできっちり網羅。英語のキャプションもあったので非常にわかりやすかったです。この企画展は日本にも来るんでしたっけ。 その後は常設も堪能し、dm(ドイツ圏のドラッグストア)やスーパーでお買い物をして一旦ホテルへ。午後からは在住のお友達たちと待ち合わせです。 ゆるゆると続く。
ウィーン 初日午後
さて、とりあえず数年ぶりに美術史美術館へ向かいます。
ここの吹き抜けを見上げると毎回「来たわ!」という気分になりますね。 ブリューゲル部屋。残念ながら「バベルの塔」は修復中でした。 フェルメールにも再会。この作品、大好き。 カラヴァッジォ部屋で模写する人がいたりして。ルーブルなんかでもたくさんいるけど、この方はものすごく上手かった。 この部屋もいつも圧倒される。 2時間ほどのんびり館内を堪能。やっぱりこの美術館、大好きだわ。大きさも程よいし。 途中のアイス屋さんでおやつを食べて(チョコミントとココナッツ)、一旦ホテルへ戻ってひと休み。サロンでコーヒーをいただいて、ゴロゴロしてから向かったのは… はい、お約束。この日はウィーンフィルのソワレがありました。 N響でおなじみのブロムシュテットさんによるブルックナー4番。楽しかった!それにしてもブロムシュテットさんは本当にお元気。90過ぎとは思えませんね。 終演後は在ウィーンの友人と、さっきまで壇上にいたその旦那さまとビールで打ち上げ。ビール、美味しい!ヴァイスヴルストも美味しい!やっぱり来て良かったー!と思いながらウィーン初日終了。 〈追記〉 今回ウィーンフィルのチケットをお願いしたのが現地のOtelloさん。こちらは「チケット確保成功率90%以上」という話を耳にしたことがありましたが、お願いしたのは初めて。出発1週間前になってもお返事いただけなかったので「これは10%に入ってしまったかな」と思っていたところへ、無事確保の連絡をいただきました。代金引き落としの前に席番の確認もさせてもらえて安心。入手困難チケットでもどうにかしてくれるとの噂は本当でした。またお世話になるかもです。
ウィーンへ
2日目。いつも通り6時前に目が覚めたので、いつも通り軽く腹筋とプランクをしてバスタブにお湯を張ってゆっくりお風呂に入る。ウィーンへ向かうフライトは10:50なので、これならもう一本早くても良かったな、と思いながら昨夜買ったマフィンで朝ごはん。チェックアウトをして空港出発ターミナルへ移動。ウィーンへはオーストリア航空で向かいます。
が、いつまでたっても搭乗ゲートが表示されない。ジリジリしながら案内が見えるカフェでコーヒーを飲みながら待つ。やっと案内が出たのが40分前。ユーロスターかと…。 ウィーンまでは1時間半ほどのフライト。機内ではドリンクとスナックのサービスがありました。「salty or sweet ?」と聞かれ「しょっぱいの」というとナッツとプリッツェルの袋が来ました。シンプルでいいですね。 空港から市内まではuberを使おうと思い、アプリで呼び出したのですが「5分以内で到着」と出たのに待てど暮らせど来ない。地図上ではすぐ近くまで来てるのに、もうちょっとかな?と見ているとまた遠くへ離れて行っちゃう。20分ほど待って寒くなって来ちゃったので、キャンセルしてタクシーに乗り込みました。その後キャンセルチャージ8ユーロ請求されたのですが、これは帰国後にクレームして返金(8ユーロ分のクーポン)完了。 と、長くなりましたがホテルに無事到着。 リング通りに面した小さなホテルで、手動エレベーターや内装など、ウィーン分離派を彷彿させる素敵な建物。 首を伸ばせば国立歌劇場が見えるし、眺めもすこぶるよろしい。 ジャンクフードで腹ごしらえをして モーツァルトにご挨拶。地図なしで歩ける街ってホントに素敵。今夜の演奏会のチケットを引き取りに行き、その後はとりあえずの美術史美術館へ向かいます。 続く。
はじめてのアリタリア
お久しぶりです。GWに遠征旅行をしてきたのでその記録を残すために復活してみました。今はTwitterやfacebookで済ませちゃってるので、ブログの必要性を感じなくなっていたのですが、Twitterで素敵にまとめている旅行記を目にして「あぁ、やっぱりちゃんとまとめるって大事だな」と思った次第です。
で、今回のわたしの旅は、ミラノ(トランジットだけなので空港ホテルで一泊)〜ウィーン〜ミラノという旅程です。まずは初体験、話題のアリタリア航空のお話から。 アリタリアはおなじみスカイチームなので成田第1ターミナル北ウィングにカウンターがあります。事前にアプリからチェックインしたので、カウンターでスーツケースだけ預け入れ。使うラウンジもいつものデルタラウンジ。午前中なので、出ている軽食がクッキーと柿ピーだけなのには閉口しました。カードラウンジじゃあるまいし。生ビールだけいただいてさっさと搭乗。 Cクラスは1-2-1のスタガード。窓際が取れたのだけど、通路側だと人の往来がかなり気になりそうでした。 ウェルカムドリンクいただいて。 お食事開始。まぁ、このへんはさすがイタリアの会社という感じ。 パスタも機内で食べた中ではダントツに美味しかった。ちゃんとアルデンテ。ソースも上品。 食後のチーズだってなかなか。 …なのですが。 ジノリのデミタスに入れられたエスプレッソ、さすがです。でもね… わかりますかね、カップの端が欠けているの。ビジネス満席で、7割方が日本人のお客さんで、日本人のCAさんは本当に忙しそうだったので(この方が日系の会社のCAさんかと思うほど、細かに気配りされる方で外資には珍しいタイプ)何も言わずに飲み干しましたが、このカップはいろんな意味で象徴的でしたね。 シートモニターで「ローグ・ワン」を見て泣くか!と日本語チャンネルを選ぶと聴こえてくるのがイタリア語で、仕方ないので英語に変えてもまだイタリア語だったり(ほとんどの映画がその状態。結局『モアナ』見ました)、離陸前に入ったラバのペーパー(手を拭く方)がしょっぱなから切れてたり、炭酸水飲んでたのに、途中でフツーのお水足されたり…。うん、イタリアだね、負けない!って気になりました。 シートはまぁまぁ快適だったし、ごはんもワインも良かったし、ロスバゲもなかったので(バゲージクレームではプライオリティも何もあったもんじゃない感じで、かなり待つハメになりましたが)良しとしますが、アリタリア、こんなんだから…(ry 余談ですが、近くにいらした慣れた感じの妙齢女性がアメニティ(ブルガリ製)が配られた際に「男性用のをいただけますか?こちらは前回もいただいたので」とお願いすると「すみません、今はこちらしかお配りしてないんです」とのこと。なるほどね。 この日は19時頃の到着だったので、そのまま空港直結のシェラトン・マルペンサに宿泊。ユニットを繋ぎ合わせた様なユニークな外観。空港内のカフェでケーキやらマフィンやらを調達してお風呂に入って早めに就寝。寝てばっかりの一日でした。
「キャロル」
先月のオスカー発表前ギリギリに見て来たのでだいぶ時間が経ってしまいましたが、その方がじわじわと暖かな気持ちで感想が書けると言うもの。ケイト・ブランシェットが美しいのは当たり前、この人は本当に「銀幕のスタア」なんだなぁと実感しました。たとえ無作為で切り取ったとしてもどの場面も本当に美しい映像は、彼女の圧倒的な存在感を際立たせていました。映画を見てから原作を読みましたが、製作チームの原作愛が充分だったし、衣装や小道具もいい。5年に1本くらいの割合で当たる「心の片隅に残ってて、たまに引っ張り出したくなる愛すべき小作品」リスト入り。
「オデッセイ」
原作が大変面白かった「火星の人」の映画化作品「オデッセイ」を見て来ました。マット・デイモンは「インター・ステラー」に続いて宇宙に一人で置いてけぼりになっていて、「プライベート・ライアン」のようにアメリカ政府が全力で助けるというわけです。 文章ではわかりにくかったパスファインダーやMAVの構造はやっぱり視覚でないと理解は無理でしたね。これは映画を見ることでクリアになりました。 原作はユーモアに溢れる筆致でかなりおもしろく読めたのだけど、映像でもその空気は失われず、「こんなシリアスな話なのに!」と思い直すほど、クスクス笑えるシーンが多かったです。「ゼロ・グラビティ」のような悲壮感ただよう雰囲気はなく、どちらかと言えば「アポロ13」に近いかも。マット・デイモンという役者の持つ親近感がそうさせるのかもしれません。 あちこちで言われていますが、この映画のもう一つのポイントは完璧なタイミングで流れる70年代ディスコミュージック。今後テレビで火星を扱う映像を流す時のBGMは「ホット・スタッフ」か「ハッピー・デイズ」でお願いしたい。 個人的にツボだったのが「エルロンド会議」という言葉が出て来たこと。NASAなんてみんなオタクの集まりなのね…。
「サウルの息子」
過去にいくつも作られたホロコースト映画のどれにも似ていない作品。ゾンダーコマンダー(調べましょう)のサウルが息子とおぼしき少年の遺体を見つけ、ユダヤ教式に埋葬したい(火葬はユダヤではタブー)と帆走するたった1日の物語。ほとんどのシーンでカメラは登場人物の上半身を寄りで撮影しており、周りで起こっている悲惨な光景を観客に必要以上に印象づける事はなく、サウルを中心としたユダヤ人の囚人の動きだけを淡々と追って行く。このため見ている側は悪夢を追体験しているような気分になり、鑑賞中はずっと緊張を強いられることに。それだけに終わった時に安堵感を感じたのがわたしの正直な感想。果たしてあの遺体は本当に彼の息子だったのかは誰にもわからないし、結末に関しても様々な感じ方ができると思う。「人間の尊厳」「魂の解放」という使い古された言葉をぼんやりと思い浮かべながらエンドタイトルを眺めるしかなかった。2015年第68回カンヌ映画祭グランプリ受賞作品。来月発表される米アカデミー賞外国語映画賞にもノミネート。混まないうちにぜひ。
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