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「火星の人」
Twitterでは原作のワトニーの口調そのものの公式アカウントが展開しています。こちらでもがんばってジャガイモを育てているようなのが笑える。
「ラオスにいったい何があるというんですか? 」
ローラ・ブッシュ自伝 -脚光の舞台裏
村井さん訳は料理の描写が本当に素晴らしくて、あの時代のテキサスの人びとの食生活を垣間見る事ができました。アメリカはまた大統領選の年を迎えますが、静かな生活を送っているはずのブッシュ家から再び候補者が出る模様。最近のローラの心中が気になる所です。選挙戦前に一読をお薦めしたい作品です。
「HHhH (プラハ、1942年)」
主軸となるのはナチスドイツのユダヤ人大量虐殺の首謀者ハイドリヒ暗殺計画を決行した二人の若者のドキュメンタリーなのだけど、この小説がちょっと違うのは著者であるビネが、執筆状況とストーリーを同時進行させているということ。過去にも「ノンフィクション・ノベル」というジャンル(カポーティの「冷血」が代表的ですね)は多々あったけど、作品中に著者やその友人、取材風景なども織り込んで話を進める手法は画期的。 それでいて表現はどこまでも美しくかつ残酷で、舞台となった戦時中のプラハの空気感もきちんと伝わって来ました。特に最終章、暗殺作戦を決行すべくイギリスからフランスに向かう貨客船のデッキに佇む二人、そこに一緒に著者のビネがいる、というくだりには胸をぐっと掴まれる気がしました。ビネはこの作品を書く事によって間違いなく二人と同じ時間を生きた。そしてわたしもこの小説を読む事によって追体験をした気持ちになれました。小説の可能性というものを教えてくれた一冊。おすすめです。
「アンネ・フランクについて語るときに僕たちの語ること」
この調子で次の短編に行くのかと思いきや、残り7編それぞれ違うカラーなのが大変面白かったです。ミステリーあり、ウディ・アレン調あり、ちょっとうるっとさせるお話あり、バラエティに富んだ作品群でした。 最初はテーマがテーマだけに「ユダヤ人」というワードに少々身がまえつつ読んでいたのだけど、そのうちこれは単なる「符号」にすぎず、現代アメリカの断片的スケッチと感じるようになりました。それでもたまに感じるねじれた感情や心の澱のようなものは、やはり「ユダヤ人」の内面的なものなのかも。一作ずつが短編なから哲学的でもあり、倫理も問われる深い内容です。さらっと読み流すには重いけれど、ホロコースト文学とはまた違ったユダヤ文学に触れることが出来る貴重な一冊です。
「ヴェルディ オペラ変革者の素顔と作品」
今まで断片的に知っていたヴェルディの生涯(結婚、再婚、子供との死別)もきちんと整理出来たし、現在までイタリアの第二の国家として親しまれている「ナブッコ」の中の合唱曲「行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って」が作られた背景、作品中たびたび出て来る父性愛や、現代の読み替え演出についてまで、幅広く知識を得ることが出来ました。 特に現代の「ヴェルディ歌い」についての筆者の考察には大きくうなずく点が多く、耳に麗しいヴェルディの音楽はいかに歌手にとってチャレンジになるのかを痛感しました。あのダムラウでさえ、先日のMETが「椿姫」デビューだったのですから。 作品解説の章では「聴きどころ」「背景と特徴」まで詳細に解説、さらに当時の批評や興行結果まで書いてあるので、そんなことを思い出しながら作品を鑑賞するのも面白いかもしれません。これだけの内容を新書なので900円で読めるのは大変お得。オススメの一冊です。
「女子とニューヨーク」
でもキャリーとホリー・ゴライトリー(「ティファニーで朝食を」のヒロイン)を都会の妖精に例えるのはとても納得。個人的にはこの二人を一緒にするのには抵抗があるのだけど、現代のホリーと思えば、キャリーの不思議な点はすべて解決するような気がします。 一番ゾクゾクしたのが、「ゴシップ・ガール」の元ネタをたどると、そこにはトルーマン・カポーティ(言わずと知れた「ティファニーで朝食を」の原作者)の存在があったということ。つい最近、Park Avenue Peerageというサイトが出現して、さらにリアルになって来るのですが、このオチがまたすごい。。。(これは読んでのお楽しみ) 帯にある「これは乙女の『ダ・ヴィンチ・コード』ですか?」という文言がこの本のすべてを語っています。ドラマ好き、NY好き、ファッション雑誌好き、そして特に「プラダを着た悪魔」「ファッションが教えてくれること」が好きな方にはオススメの本です。
「父と息子のフィルム・クラブ」
これがこのノンフィクション作品の主なあらすじ。著者が映画評論家ということで、本格的な評論が書かれているのかと思いきや、ほとんどが息子との関わり方を綴ったいわゆる「子育て体験記」。でもそれがちっとも退屈に感じなかったのは、父親が取り上げた作品のチョイスの斬新さ(フィルム・クラブ1本目がトリュフォーの「大人は判ってくれない」、口直しに「氷の微笑」!)と、息子の情けなさも赤裸々に書いたストレートな表現によるもの。 いわゆる映画解説本ではないけれど、父親が語る作品解説や、息子の素直な感想には「へぇ」とうなる箇所も多々ありました。 女の子にさんざん振り回されて、読んでるこっちまで「あー、もう情けないっ!」と思う息子だけど、本のカバーの裏にあった父子が幸せそうに微笑む写真を見たらまるで身内のようにホッとしてしまったのも事実です。巻末には親子が鑑賞した約120本の映画のリストが付いています。改めてざっと眺めても本当にユニークなチョイスだ。個人的にソダーバーグの「アウト・オブ・サイト」が高評価だったのがうれしかったな。
「舟を編む」
そして相変わらず三浦さんのテーマの選び方がユニークで、今回は出版社の辞書編集部。まったくなじみのない世界も人物描写の面白さのおかげでその世界にすんなり入り込むことができました。全編とてもテンポが良く、あっという間に終盤まで来てしまうのですが、さすがにラストはじんわり。登場人物がみんないい人ばかり、というのも救われますね。ちょっとした調べ事はネットや電子辞書を使ってしまう昨今ですが、久々に辞書をめくる時の「ぬめり」感や薄さなどの触感とインクの匂いを確かめたくなりました。
血液型別 食生活とライフスタイルで美しくなる
エリカ・アンギャルさん監修の食事法の続きです。ご著書では食生活のみならず、エクササイズまで血液型別に詳しく述べてらっしゃるので、以下簡単にまとめてみました。
【A型】 たっぷりの野菜と魚や大豆を中心としたたんぱく質、玄米などの穀類、 相性の良い豆類や果物を取りましょう。 肉類は鶏肉はOK、牛、豚、ラムは控えめに。 <おすすめのエクササイズ> ヨガ、太極拳、気功など心を落ち着かせるもの A型はストレスホルモンのコルチゾール値が日常的に高めな傾向に。 そのため一度ストレスを受けると時間が経っても下がりにくく、美容と健康に悪影響が。 意識してリラックスする時間を持ち、できるだけストレスは溜め込まない。 激しすぎるエクササイズはコルチゾール値を上げてしまうので、ほどほどに。 週に2~4回、1回につき30~50分程度が目安。 【B型】 B型はバラエティ豊かな食事を楽しむ事が出来ます。 特にたんぱく質はしっかりと。バランス良い食生活を心がけましょう。 B型はお腹がゴロゴロしにくいので、乳製品がおすすめです。 <おすすめのエクササイズ> ゴルフやテニスなど頭を使うスポーツ ストレスホルモンの値も高めなのでリラックスする時間を大切に。 20〜45分の活発なエクササイズを週2~3回、 30~45分のリラックスできるエクササイズを週2回がおすすめ。 【O型】 魚や肉などのたんぱく質、野菜、果物それぞれをたっぷり取る事。 たんぱく質は毎食必ず。炭水化物の取りすぎに注意。 <おすすめのエクササイズ> ボクササイズ、テニス、ランニングなどの心肺機能や筋肉の働きをアップさせる、運動量の多いエクササイズが最も適しています。 週3~4回、30~45分の活発な運動がO型には理想的。 【AB型】 たっぷりの野菜と果物、魚介類、大豆製品、ナッツなどをバランス良く取りましょう。 羊やターキーは少量なら分解できますが、牛肉は脂肪になりやすいので注意。 胃酸の涼が少ないので、1回の食事量が多くなりすぎないように注意。 食事抜きも厳禁。 <おすすめのエクササイズ> 活発な運動を週2~3回、ゆったりしたエクササイズ週1~2回とバランスよく取り入れましょう。 AB型はイメージトレーニングを成果につなげる能力が高いとされているので、 トレーニング前に取り入れてみましょう。 以上、お食事会当日にいただいたテキストからの抜粋ですが、本ではさらに詳しく食品やエクササイズについて述べられています(食べていいもの、NGなものとか)。興味のある方はぜひ手に取って見て下さい。 A型は「ストレス溜めると太る」という傾向、深くうなずいてしまいました。わたしはストレスで過食に走る事はないのですが、多分そのホルモンのせいで体重が落ちにくくなるのは実感できます。かと言って、ストレスを溜めない生活ほど難しいものはないしね。 ゆるゆるとがんばるにあたって、参考にして行こうと思います。
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