
パリ最後の夜のディナーは「Le Concert de Cuisine」というエッフェル塔近くの鉄板焼きフレンチのお店に行くことにしました。ここはお世話になってる
ミヅマアートギャラリーの
三潴さんにご紹介いただいたレストラン。iPhoneでブログやグルメサイトの評をチェックして、そのまま電話で予約。iPhoneってやっぱり便利。メトロのBir Hakeim駅から徒歩数分、ガラス張りの明るいお店に到着です。

鉄板焼きのお店なのでカウンターを中心に、テーブルが3つほど。奥は半個室もあるようです。わたしたちはゆっくりとお料理とおしゃべりを楽しみたかったのでテーブル席で。

メニューは57ユーロ、40ユーロの2種類のコースのみ。わたしたちは前菜、魚、肉、チーズ、デザートの57ユーロのコースをお願いしました。メニューはクリックで拡大します。

写真にはないけど、グラスのシャンパーニュで乾杯。アミューズのフォワグラ入りコロッケ。下は甘辛い八丁味噌です。コロッケの中はホクホクのポテトに包まれたフォワグラがトロリ。お味噌にもぴったりの絶妙な味。

突き出しの唐揚げと青のりのパウンドケーキ。

わたしの前菜のエビとホワイトアスパラのソテー、春菊添え。今回唯一食べたホワイトアスパラは定番のソースではなく、和風なソースでさっぱり。太くてシャキシャキしてて春の味を堪能。

Eちゃんの前菜。フォワグラとウナギのテリーヌ。一見しつこそうな組み合わせですが、意外に相性がいいのでビックリ。バゲットが進む味です。

舌平目のバターソースグリル、青海苔ソース。バターと青海苔、そこにちょこっとお醤油!最高!

やりイカのソテー。これもバターとしょう油ソース。イカが柔らかい〜。

このあたりで赤ワインにシフト。ブルゴーニュのハーフボトルにしました。

一緒にバドワ(ガス入りミネラルウォーター)も。この組み合わせって酔いが残りにくいかも。

メインの仔羊の白味噌グラタン風、フォワグラ添え。想像通りのふわふわで柔らかな美味しさ。妙な表現ですみません。

ベースは豚の角煮なんだけど、赤味噌のソースと白ごまで仕上げてあります。お味噌を使った料理が多く出て来ましたが、しつこさは感じさせず、むしろ素材の美味しさを強調する感じでした。こちらは下に敷いたセロリのピューレと付け合わせのエノキソテーも美味しい。

お腹いっぱいだけどフロマージュをワインと一緒においしくいただく。

最後はデザート。3種類から選べますが、二人ともイチゴの梅酒ゼリー、ラヴェンダーのアイスクリーム添えでさっぱり。

わたしのつたない写真でもかなり美味しそうなお料理の数々だと思いますが、これがホントに想像以上に美味しいんですよ。二人とももう「美味しい〜」としか言い様がなかったです。新鮮な旬の素材を生かしつつ、和風に味噌やしょう油を使った美味しさ。日本人にもフランス人にも人気という話にもうなづけます。カウンターには常連客らしいフランス人紳士お一人さまの姿もありました。カウンターの中のシェフやサービスの女性もとても感じが良かったし、日本語で済んじゃうというのも旅行者にはくつろげます。ここも再訪決定!大満足の最後の夜のディナーでした。ご紹介くださった三潴さんに大感謝です。
ロケーションもそんなにわかりにくい所ではないので、ぜひ足を運んでみて下さいね。ショップカードにあった地図を載せておきます。クリックで拡大。予約をおすすめします。

おまけ画像。最寄り駅のBir Hakeimはメトロなのに地上駅。6号沿線はほとんどそうなのかな。
Le Cocert de Cuisine
14 rue Nélaton 75015 Paris
Tel: 01 40 58 10 15
12:00−14:00(ランチ)
19:30−23:00(ディナー)
休:日曜日、月曜と土曜ランチ
*要予約