夏にジョブズがアップル社CEOを退任した報を聞いてこんなに早くこの日がやってくるとは思いませんでした。ベッドの中で起き抜けにiPhoneで知ったニュースは衝撃が大きすぎて、全然実感が沸かなかったのだけど、Appleサイトの上の画像を見た途端泣けて泣けて仕方なかったです。
今日は平日休みの日だったので、予定より早く行動開始。
12:00 銀座アップルストア到着
まだ人もまばらでこんな感じ。こんな日だもの、何か買わなくちゃ!と意気込んで2階に上がってお買い物(何を買ったかは後ほど)、店員さんと「驚きましたね」「でも最後までよくやってくれたと思いますよ」としんみりしながら話し込む。
1階のコーナーのMacBook Proはこんなディスプレイに。そりゃそうだ。
ここで50代と思われる女性のお客さんと若い女性店員の会話を耳にする。「この度は突然のことで…」「えぇ、わたしたちもびっくりしちゃって」お通夜の会話だ。
外に出ると献花が。12:30頃はまだこんな様子でしたが、夕方はすごいことに…
13:00 表参道ブノワでランチ
これは後日また詳しく書きます。
シャンティガフで献杯。Macユーザーが二人で「わたしとApple」というテーマで延々と語り合いました。今日の夜はあちこちでこんな光景が繰り広げられていたんだろうなぁ。
15:00 スパイラルビルで開催中の棚田康司展「○とー」を鑑賞
これも詳しい感想は後日書きます。良かったですよー!隣接しているカフェで偶然知り合いのギャラリストさんに会い、一緒にいらした棚田さんをご紹介していただく。さらに同じカフェの別の場所で打ち合わせ中のオーナー三潴さんにもばったり。「頭痛大丈夫なの?」「それは昨日ですー。今日はジョブズのニュースでもうショックでー」なんて会話を繰り広げる。
15:30 ネイルサロン
ネイリストさんにお願いしてリンゴを描いてもらいました。シールじゃなくてフリーハンドですよ。ひと月で落とすのがもったいない。
17:30 再び銀座へ
献花することを決めていたのでまずは松屋の裏手にある日比谷花壇へ。
あまり「お悔やみです」という感じは避けたかったので、目に付いた大輪のダリアを選ぶ。「あとは白いお花を数本」と頼んだら「白系がもう切れちゃって」と。そうですよねー、とピンクのトルコ桔梗を添えてもらう。店内は”仲間”と思われる男性数名がじっと花束の出来上がりを待ってました。
こんな感じ。かわいい。これを持っていざアップルストアへ。
夕暮れのアップルストア、今日はリンゴは暗いままでした。泣ける。
たくさんの花とリンゴ!アップルジュースもありましたよ。
Thank You, Steve! の文字が泣かせます。iPadやiPhoneのロウソクアプリを灯す人も。
わたしのお花もここの仲間入り。献花して合掌。「ありがとう、スティーブ・ジョブズ」
マスコミもたくさん集まってました。海外からの取材も多かったみたい。わたしも数社からコメント求められましたよ。去りがたい雰囲気でしたが、有楽町までテクテク歩き、駅近くのイタリアンバルで生ビールを一杯だけ飲んで帰宅しました。
長い長い一日でした。前述の通り、わたしがジョブズの訃報を知ったのはiPhoneを使って見たTwitterからでした。オバマ大統領の弔辞にあったように、このニュースを新聞でもTVでもなく、ジョブズの創り出したデバイスで知ったということを誇りに思います。
本当に本当にありがとう、スティーブ。
この日に購入したのはApple TVとHDMIケーブル。ケーブルなんて量販店で安いのを買えばいいのだけど、今日はこのロゴに意味があるのです。