<< May 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT TRACKBACK
SEARCH
free counters
<< WBC 連覇記念 | main | 「Story of...カルティエ クリエイション」 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

2017.06.04 Sunday  | - | - | - | このエントリーを含むはてなブックマーク|

「ルーブル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画」

木曜の夕方4時過ぎにポッカリ時間が空いたので「ルーブル美術館展」に行ってみました。並ぶんだろうなぁ、と覚悟してたのですが、待ち時間0分ですんなり入場。会場内も鑑賞するには困らない程度の混み具合。それでも小さなフェルメールの作品やラ・トゥールの「大工ヨセフ」の前には二重ほどの人垣が。

この展覧会ではテーマを大きく3つに分けて展示。「1.黄金の世紀とその陰の領域」第一室にいきなりフェルメール「レースを編む女」があったのにはビックリ。(画像は昨年パリで撮影したもの)パリで見た時も「小さいなぁ」と思ったのですが、人の頭越しに見ると余計強く感じますね。元々の展示室の壁の色とだいぶ違うのでかなり印象が変わりました。最初の体験で画+額装+壁の色というセットで記憶にインプットしたせいでしょう。でも何度観てもこの作品には小宇宙みたいなものを感じます。それだけ完成度が高いということでしょう。このサイズで完全に完結した世界を作り上げている、というのがさすが。
ラ・トゥール「大工ヨセフ」にはやはり引き込まれました。ろうそくの灯に透ける手指の質感と子供特有の肌の張り。ヨセフの硬い表情の横顔。暗い画面が最大の効果をもたらしているというところでは、キューブリック監督の「バリー・リンドン」を思い出します。この作品もろうそくの灯を最大限に利用した美しい映像でした。ところでこの「大工ヨセフ」の前で視覚障害の方に傍で説明をされている方がいらしたのですが、この解説が本当に素晴らしかった。耳をそばだてて聞いていたのですが、「少年が右手で持ったろうそくの光が左手を照らしうっすらと透けて見えてるわけだね。ヨセフが腕まくりをしている左手もぼんやり明るく見えてる。二人ともベルトが2本あるタイプのサンダルを履いてる。当時の履物はこうだったんだろうね…」という感じで説明が続くわけです。その描写力には感銘さえ受けましたね。ボランティアの方なのかご友人なのかはわかりませんが、素晴らしい!と今日一番の感動。


あとはベラスケス「王女マルガリータの肖像」を見て「これも全作品制覇できるかなぁ」と思ったり、ドロスト「バテシバ」は「こんなに張りのあるバストはありえん」と思ったり、ささっと回って終了。フェルメールとラ・トゥールに1,500円を払っちゃったなぁ、というのが正直な感想。他の作品はパリだったらスルーしてしまいそうなものが多かったです(私見)。もう数点目玉になるような作品があればいいのにね。

さてここからは思いっきり私見。素人の戯言とスルーしちゃって下さい。

前から「××美術館展」なるものには個人的にはあまり感心しないのですが(2年前の「オルセー展」は良かったと思う)この「ルーブル展」もそんな感じ。昨年のパリでのルーブル通いの記憶がまだ鮮明に残っているせいもあるのだけれど、やっぱり美術館ってブラブラしながら見て「は!これは!」と自然に足が止まる作品を発見する体験が醍醐味だと思う。わたしにとってのラ・トゥール「大工ヨセフ」がまさにそのパターンで、実はこの絵がルーブル所蔵ということすら知らなかったんですもの。でも見た瞬間に足が止まって、10分くらいじっくり堪能して、そこで初めてプレートを見て作家と作品が一致したという低レベルな状態。それでもこの作品の醸し出す雰囲気には魅了されたし、それがきっかけで館内の他のラ・トゥール作品を探すという楽しさも味わえたわけです。とは言えやはりパリのルーブルまで行ける美術ファンは限られているので、そんな楽しみを味わうのは難しいということは重々承知です。だからこそもう少しわかりやすい構成と作品を選んで欲しかったという感は否めません。
なんて言いたいことを書いてしまいましたが、帰りは物販でしっかり「レースを編む女」の眼鏡拭き(これが額装までちゃんと入ってて素晴らしい出来!)とポストカードは買ってしまったのでした。
2009.03.26 Thursday 23:26 | - | trackbacks(1) | Art | このエントリーを含むはてなブックマーク|

スポンサーサイト

2017.06.04 Sunday 23:26 | - | - | - | このエントリーを含むはてなブックマーク|
「ルーヴル美術館展」
国立西洋美術館で開催される 「ルーヴル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画」の報道内覧会にお邪魔して来ました。 ルーヴル美術館展 公式サイト (展覧会会場内の様子を撮影した画像はこの記事の一番下にあります) (またこちらの記事に展覧会出展全作品画像付き
| 弐代目・青い日記帳  | 2009/03/29 9:30 PM |