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リッカルド・ムーティ指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

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ウィーン2日目のお昼、楽友協会1本目はムーティ指揮のウィーンフィルの演奏会です。ポスターにあるように2日間の公演は立ち見席も合わせて完売。nさんが楽友協会会員枠で早い時期にチケットを取ってくれたので、素晴らしい席にありつけました。

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こーんな場所です。センターオーケストラ2列目という場所は、音響的にはアレなのかもしれませんが、わたしは視覚的にも聴覚的にも大満足。黄金の間は面白い響きがするホールで、これだけ前の席だと音が下から響いて来るんですよね。指揮者がダンッ!と台を踏みならす音が振動としてこちら伝わるほど。後で聞いた話だと、このホールはヴァイオリンのように床下に空洞のスペースがあるそうです。なのでそのような独特な響き方が体感できるとか。なるほど。

この日のプログラムは以下の通り。

場所: Musikverein, Golden Hall (Vienna, Austria)
指揮者: Riccardo Muti
Hans-Peter Schuh, Trumpet
Singverein der Gesellschaft der Musikfreunde in Wien

プログラム:

Antonio Salieri: Lob der Musik, Venite gentes
Joseph Haydn: Trumpet Concerto E-flat major, Hob VIIe:1
Franz Schubert: Symphony No. 8, C major, D 944


サリエリの曲はもちろん初めて聴いたのだけど、合唱(楽友協会コーラス)が大変美しかったです。ムーティが指揮する合唱は何を聴いてもハズレがないイメージですが、これもそうでした。このホールで聴く合唱は響き方も他とはずいぶん違う気がします。

続いてのハイドンのトランペット協奏曲、ソリストはウィーンフィルの主席の方だそうです。わたしの座った位置がちょうどソリストとお向かいになる感じだったので、最初は「うわ…」と思いましたが、だんだんと耳も慣れて来てふむふむと楽しむことができました。金管の技量的なことってよくわからないけど、音階がクリアで聴いてて気持ち良く感じました(あー、子供みたいな感想ですみません)。軽々と楽しそうに演奏している様子も印象的でしたね。

休憩を挟んでシューベルトの「グレイト」、わたしは今までこの曲を聴いて寝なかったことはありません(キッパリ)!特に第2楽章が鬼門。たとえ敬愛するムーティ様の指揮でも、寝落ちしないという自信はなかったので、休憩時に以前、愛読しているhさんのブログで読んだ記事を元に、カフェでエスプレッソを流し込み、バッチリ予防までしておきました。
が、この日のグレイトは眠気なんて感じる暇もなく、あっと言う間に時間が過ぎてしまった!と思えるほどの名演でした。最終楽章のコーダなんて「あぁ、もう終わっちゃう〜」と涙ぐんでしまったほど。曲そのものは全体を通してここが盛り上がり!という部分を持たない(と自分では思っている)と思うのだけど、あのメリハリはなんだったんだろう?どうしてこんなにこのオケは面白く聴かせてくれるんだろう?としばし自問自答。木管や弦の美しさは今までの来日公演でもさんざん知っていたつもりだったけど、本拠地で聴くのってやっぱり全然違う。このオケはやっぱりこのホールで聴かないとだめなんだーという現実を突きつけられた気にもなりました。来日公演だっていい演奏の時はもちろんあるんですが、それとは違うホーム感がありありとわかるほど。そしてこの豪華な装飾に全くひけを取らないムーティのカリスマ性みたいなものにうっとりと見惚れてるうちに1時間があっという間に過ぎ去って行きました。ウィーン2日目にして、多分この時間が今回の旅のハイライトだろうな、とぼんやり考えておりました。

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終演後のカーテンコールに撮った写真。本当に素晴らしかった。思い出すだけでウルウルしそう。
     

    
せっかくなので、終演後は楽屋口で出待ちをしてみました。マエストロは気持ち良くサインに応じて下さいます。

    
どさくさにまぎれてちゃっかりツーショット。nさん渾身の撮影。一生の思い出です。どうもありがとう♡

2012.05.26 Saturday 15:11 | - | trackbacks(0) | 12 Paris Vienna | このエントリーを含むはてなブックマーク|