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「舟を編む」

三浦 しをん
光文社
¥ 1,575
(2011-09-17)

画像にあるような派手な帯(カバーはずすとまるでラノベ)と「本屋大賞第一位」という煽り文句でなんとなく手を伸ばすのをためらっていた作品ですが、友人に貸してもらって読了しました。三浦しをんさんの作品は読み進めているうちに、いつもマンガやドラマを見ているような気分になってくるのですが、これもそんな感じ。勝手に頭の中で映像化してしまいます(実際、松田龍平、宮崎あおい、オダギリジョーで映画化が決まりましたね)。
そして相変わらず三浦さんのテーマの選び方がユニークで、今回は出版社の辞書編集部。まったくなじみのない世界も人物描写の面白さのおかげでその世界にすんなり入り込むことができました。全編とてもテンポが良く、あっという間に終盤まで来てしまうのですが、さすがにラストはじんわり。登場人物がみんないい人ばかり、というのも救われますね。ちょっとした調べ事はネットや電子辞書を使ってしまう昨今ですが、久々に辞書をめくる時の「ぬめり」感や薄さなどの触感とインクの匂いを確かめたくなりました。
2012.09.11 Tuesday 21:33 | - | trackbacks(0) | Books | このエントリーを含むはてなブックマーク|