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「山口晃展 〜山口晃と申します 老若男女ご覧あれ〜」
宇治を後にして京都駅まで戻り、「えき美術館」で開催中の山口晃さんの個展「山口晃と申します 老若男女ご覧あれ」を見て来ました。関西で開かれる個展としては2008年の「さて、大山崎」以来ですが、今回は初期の作品から最近の新聞の連載小説の挿画までと幅広い作品が集められました。今年初めに開催されたエルメスでの展示で未完成だった鳥瞰図とも久しぶりに対面。加筆された様子はわたしの目からは認められませんでしたが、もうこれはこういう作品でいいのではないかと思います。もちろん完成した東京の全景を見てみたいのですが、この先の個展のたびにこの作品を展示してもらえたら、少しずつ増殖して行く都市の様子を見るという楽しみがあるのですから。 連載小説の挿絵は「親鸞」のものが圧巻でした。第一話のいかにも山口さんなやまと絵なもの、駄洒落を効かせてワンカットで完結しているもの、ものすごく力強い線で描かれた小さいサイズながら完成度の高いもの、など緩急に富んだ作品作りを一気に鑑賞することができました。 「親鸞」は新聞に掲載されたものとほぼ原寸大だと思われますが、読売新聞に連載された「母の遺産」の原画はそれより大きいサイズのもので、美しく繊細な水彩画でした。 今回、特別に会場の壁に描きおろした「風神雷神」と柴犬の絵もささっと前の晩に描いたと聞きましたが、その筆致と正確さに感動。山口さんはちょっとしたイラストをサインに添えてくれるのだけど、それにもいつも「すごいなー」と思っているのです。 さて、京都駅近くのキャンバスプラザで行われたトークショーにも参加して来ました。 最近刊行された「ヘンな日本美術史」の宣伝をする山口さん。ちなみにジャケットはコムデ・ギャルソン、ネクタイはエルメスです。この本は以前2回にわたって開講された朝日カルチャーセンターでの講義の内容をまとめ直したものです。わたしもこの講義は参加しましたが、本当に楽しかったのですよ。(その1、その2) 黒板消しで消そうとしているのはミヅマアートギャラリーのオーナー、三潴さんの似顔絵。似てます! 養林庵の「白道」の解説をしているところ。今回の襖絵のポイントはこの「白道」ですね。実際見ると「おぉー」と思うんですよ。 関西でのトークショーでは笑いのハードルが高くていつも緊張する、とおっしゃってた山口さんですが、今回もバッチリ掴んでいたようですよ。楽しかったです。 夜の打ち上げ会場でやっとひと息。ほっとした笑顔の山口さんでした。(撮影:@taktwiさん) Trackback
美術館「えき」KYOTOで開催中の「山口晃展〜山口晃と申します 老若男女ご覧あれ〜」トークショーに参加してきました。
関西では大山崎以来久々となる山口さんのトークショー。この機会を待ち望んでいた山口ファンで会場は大盛り上がり。ちょっとしたトボケた山
| 弐代目・青い日記帳 | 2012/11/06 10:57 PM |
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