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2017.06.04 Sunday  | - | - | - | このエントリーを含むはてなブックマーク|

「コジ・ファン・トゥッテ」新国立オペラ

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「コジ」と言えばわたしのなかではウィーン国立歌劇来日公演でのリッカルド・ムーティ指揮、ダルカンジェロ、フリットリ版が印象深く、美しい記憶のまま封印でも良かったのですが、この新国オペラのミキエレット演出の評判が高かったので、「まぁ、行ってみるか」と軽い気持ちで出かけてみました。この日が楽日、ソプラノのミア・パーションは体調不良とのアナウンスがあったものの、なかなかどうして素晴らしい舞台でしたよ。

演出は上の画像な感じ。衣装はOLD NAVYやJ Crewなビビッドな原色をふんだんに使った明るい今どきの若者の雰囲気。舞台がキャンプ場、出演者もみんな若いので「ビバヒル」を思い出したり。。

     cosi.jpg
どの位若いかって言うとこんなに↑若いのです!そして見事にみんな美形!コジって若い恋人たちのお話だから、こういうキャスティングだとすごく親近感も説得力も増します。
フェルランドのパオロ・ファナーレ(右上)は典型的な明るい魅力的なテノール。きっちりと基本を抑えて華もある。ただ曲によってすごくムラがあったように感じました。2幕の男声重唱なんか素晴らしかったんだけどね。
わたしの好みはグリエルモのドミニク・ケーニンガー。長身で顔も小ちゃくて身体つきも(水着シーンあり)モデル並み。そして美声!この画像は髪型がアレだけど、舞台上では相当かっこ良かったですよ。もちろん声も優しくて深みがあり素晴らしい。もうちょっと年を取ったら楽しみですね。しつこいようですが、二幕の重唱はこの眉目麗しい二人の美声を堪能できました。
女性二人も無茶苦茶かわいいの。イマドキの若い外人のおねーちゃん体型なので、OLD NAVYな衣装が似合うこと。夜が更けてくるとサマードレスの上にパーカーやGジャンを羽織るのだけど、それがまた大変可愛らしい。この演出はお芝居もなかなか大変そうなんだけど、それもきっちりこなしていたし、歌もフィオディリージとドラベッラ二人の性格をよく表せていて良かったと思います。1幕の三重唱「Soave sia il vento」はわたしが一番好きな曲なんですが、これがまた感涙ものの美しさ。全編コメディタッチなオペラでこんなに美しい曲をさりげなく入れちゃう、こんな所がモーツァルトが嫌いになれない理由のひとつ。

このお話はこれだけ酷いことをしながら(されながら)大団円で終わるのが長年の謎+不満でしたが、ミキエレット演出はすごかった。全員ブチ切れで終わります。椅子を蹴飛ばし、バッグを投げ散らかし、全員が四方八方へ散って行くと言う驚きのラストシーン。歌詞の内容とちょっと合ってないような気もしたけど、こちらの方が「そうだよね!普通そうするよね!」と溜飲を下げた思いでした。

この日は録画が入っていました。秋頃にNHKで放映予定だそうです。古典的な演出ではないですが、とっても楽しかったのでオススメです。楽日でなかったら、もう一回くらい買っちゃってたな。
2013.06.16 Sunday 12:55 | - | trackbacks(0) | Opera | このエントリーを含むはてなブックマーク|

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2017.06.04 Sunday 12:55 | - | - | - | このエントリーを含むはてなブックマーク|