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「ヘレン・シャルフベック展」

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それまで全然知らなかった画家の告知ポスターを見た瞬間に急激に惹かれる事ってありますよね。わたしにとってのそれはハンマースホイやアントニオ・ロペスだったりするのですが、今回見て来たヘレン・シャルフベックもそのリストに加わりました。
実際に見た作品はすべてが初めて目にするものばかりでとても新鮮に映りました。先入観を持たずに鑑賞することって最近あまりありませんしね。
展示はシャルフベックのデビューから最晩年まですべてを網羅しています。生涯にわたって様々なスタイルに挑戦しているので、章ごとに変化に富み鑑賞者を飽きさせません。こう書くと作家として試行錯誤していたのかと思われるかもしれませんが、作品からは一貫して北欧の空気感やシャルフベックという人物の繊細さを汲むことができます。
画風と彼女自身を取り巻く環境の変化がわかりやすくリンクされ、晩年の高齢者ケア施設(ホテルだったらしい)での自画像や静物は見ていて胸が痛くなる程でした。女性としては幸せだったとは言えない人生でしたが、理解ある母親や友人に恵まれたようで、彼女らを描いた作品はたくさんの作品の中でひときわ生命力に溢れ、美しく輝いて見えました。決して多い数ではないそれらの作品を見た時に、シャルフベックの人生の一瞬の輝きを感じることができました。
ひとつの展覧会を通してひとりの女性の一生を垣間見るという体験をさせてもらいました。今一番お勧めの展覧会です。
7/26(日)まで、東京藝術大学大学美術館で開催中です。
2015.06.19 Friday 20:38 | - | trackbacks(1) | Art | このエントリーを含むはてなブックマーク|
「ヘレン・シャルフベック展」
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| 弐代目・青い日記帳  | 2015/06/20 10:13 PM |