<< June 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT TRACKBACK
SEARCH
free counters
<< シェーンブルン宮殿(ウィーン最終回) | main | オランジュリー美術館 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

2017.06.04 Sunday  | - | - | - | このエントリーを含むはてなブックマーク|

ルーブル美術館 2回目

パリの朝は早い。8時に起床、身支度して階下で朝ご飯食べて2回目のルーブルへGO!今日は暑くなりそうなのでTシャツで出かけます。サングラスも忘れずにね。前回同様9時ちょっと前に到着。勝手がわかってきたので今回もリシュリュウ翼から4 Days Passを使って楽々入場。これは本当に便利。まずは3階フランドル・オランダ絵画へエレベーターで直行します。相変わらず3階はガラガラです。ここだけ流れてる空気が違う気がするほど。今日はじっくり見たい物に時間をかけてメモも取ることにしました。フェルメールの2枚の作品が眺められる所にカウチがあったので、そこに座ってモレスキンに感想メモを書きなぐってみました。

ver2
「レースを編む女」は本当に小さい作品。B5もないのでは。まず目を引いたのが絵具の光沢と厚みを感じさせる赤い糸。細くてツヤツヤした線はとても綺麗。女性は相変わらず黄色い服を着ています。この鮮やかな黄色と画面下半分のほとんどを占める青とのコントラストが美しい。しかもこの青いファブリックの織の様子までわかる細かさ。女性の髪の分け目と髪の色の透明感と色彩にはちょっと感動。遠目で見ると若く見えるけど、実際はけっこう行ってるのかな?でも手がきれいだからやっぱり若いの?などと色々考えを巡らせていました。うーん、飽きないなぁ。

      ver3
「天文学者」はお隣の絵に比べるとかなり大きめに見えますが、実際は50×45cmだそうです。(ちなみに「レース」は23.9×20.5cm)フェルメールにしては珍しく男性が主人公の絵ですね。でもこの天文学者の表情がとても優しい。天球儀にそえられた手まで表情があるような気がする。(ちょっと女性ぽいけど)厚ぼったく見えるガウンの織り模様が特徴的だったり、ファブリックの表面に光の粒が描き込んであったりとなかなか見所満載でした。窓から入る光が他の作品と比べて明るめな印象。今回見た4点のフェルメール作品の中では「絵画芸術」の次に好きになった絵。

lt1同じくリシュリュウ翼3階には17世紀のフランス絵画コーナーがあります。ここも楽しかったですよ。すいてたし。3階、人気ないなー。わたしは大好きなのに。わたしが気に入ったのはラ・トゥールの「いかさま師」と「大工の聖ヨセフ」。「いかさま師」はなんと言っても表情の面白さですよね。カードをすり替えようとしているマーク・ウォルバーグ似の若い男の狡猾な表情、いかにもだまされやすそうなのんびりした顔の右端の男、横目がかなりおかしい中央の女性。マンガの一コマのようです。

lt2「大工の聖ヨセフ」は同じ作家とは思えないほど静謐な絵。右に描かれた幼いイエスのロウソクにぼんやり灯された表情の美しさはちょっと言葉が見つからない程。父子の仲の良さも伝わって来るような。画面中央部にしか光が当っていない状態の全体的に暗い色調ですが、その分光の効果が最大限に出ています。ヨゼフの額の皺、イエスのロウソクをかざしている左手からほんのり透ける光…これは原画が見られて本当に良かったと思う作品です。ハガキ買っちゃいました。


david
さてドゥノン翼へ移動。お待たせしました。ダビッドの「ナポレオンの戴冠式」です。なにしろ大きいです。60平米あるらしいです。ワンルームマンション一部屋ですね。で、どうだったかと言うと、これがまた大ざっぱな絵でした。山口晃さんは正しかった!1月のトークショーで山口さんが「ガサガサでヘロヘロ」と称していたこの作品、本当にその通りでした。大きさに圧倒されますが、よく見ると中央3、4人はきちんと描き込んであるものの、あとは超テキトー。描き散らかし感がアリアリで、それはそれで面白いと感じましたが。主人公であるナポレオンとジョゼフィーヌはムダに美しく描き上げてますが、後ろに控えている侍女!表情がほとんどないです。てか、見えないです。もう「真ん中だけ描けばいいんでしょ!」という感じ。なんだかおもしろくなってきましたよ。そんな感じであら探しをしていたので、この絵の鑑賞には時間がかかりました。でも主役二人の衣装の質感は見事でしたよ。新聞などがない時代の報道写真的な役割を果たしたと思えば貴重な作品です。(けっこう脚色してるらしいけど)

      venus
「ミロのヴィーナス」はカップルに大人気。ロックフェラーセンターのクリスマスツリーのようにみんな並んで撮影の順番を待ってます。何かご利益あるんでしょうか?

prm
「ダ・ヴィンチ・コード」でおなじみの逆ピラミッド。これは館外地下にあります。ここも記念撮影スポットでした。

      cm1
さて、気がつくとそろそろお昼。まだそんなにお腹はすいてないけど、疲れた時には甘いもの、というわけで「Cafe Marly」へ。ここは館外からでも入れる唯一のカフェ。ピラミッドが見える広場に面したテラス席に案内してもらいました。

      cm2
タルト・シトロンとダージリンで休憩。ここのタルト・シトロンはゼラチンがそんなに固くなく、つるり&もったりと滑らかな感触。ベットラに近いかな。けっこう酸味があったので生クリームが一緒でも良かったかも。紅茶はマリアージュのものでした。

      cm3
お天気も上々、風も気持ちいい。ピラミッドを見ながらぼんやりとお茶。いいものです。パリにいる実感がフツフツと沸いて来るのってこういう時。翌日はルーブルは休館ですが最終日にもう一度くらい来られるだろうと思い、次はオランジュリー美術館へ向かいます。
2008.05.29 Thursday 00:00 | - | trackbacks(0) | 08 Paris Vienna/ Diary | このエントリーを含むはてなブックマーク|

スポンサーサイト

2017.06.04 Sunday 00:00 | - | - | - | このエントリーを含むはてなブックマーク|