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シンガポール街歩き
豪華なサンデーブランチを堪能して、夕方は街歩きをして時間をつぶすことに。ホテルからSomerset駅方面までぶらぶら歩くとこんな街並が出現するのが面白い。 「オーチャード・セントラル」という大きなショッピングセンターの中にあったヤクン・カヤトースト。ここは若者向けなオシャレな雰囲気です。 屋上テラスにあった草間彌生作品。なぜか雰囲気マッチ。 と、フラフラして最後のお買い物を済ませホテルへ戻りました。3階のラウンジはチェックアウト後も自由に使えるので、シャワーを浴びラウンジでドリンクをいただいて、迎えのタクシーが来るまでのんびり。ちょっと早いけど21時にホテルを出て空港へと向かいました。
サンデーブランチ@One-Ninety Four seasons
最終日の日曜日、この日は帰国日なのですが、23:55のフライトなので丸一日のんびり過ごせます。起きたら滞在中初めてと言っていい程の激しいスコールだったので、結局12時のチェックアウトまでのんびり部屋で過ごすことに。一度チェックアウトしてから、予約していた1階「One-Ninety」でのサンデーブランチに出向きました。 マリーナ地区のホテルをチェックアウトしたOさんとテーブルで落ち合い、シャンパンで乾杯。ここのサンデーブランチはヴーブ・クリコ・イエローラベルのフリーフローなのです。 前菜のテーブル。 手前はラクサ(シンガポールのお蕎麦)バー、奥は北京ダック。 ローシーフードのコーナー。奥はお寿司のカウンター。好きなネタで握ってくれるみたいだけど、何もここで…という気がして頼みませんでした。 ここはマティーニバー。プレーン、アップルなど、お好みのフレーバーでその場でフレッシュなマティーニを作ってくれるのです。シャンパンに飽きたらここで! わたしが頼んだアップルマティーニ。青リンゴの香りがたまらない。 目にも麗しいデザート!!奥のテーブルもデザート。さすがに全種類制覇はならず。 チーズカウンター。ここもチーズ好きにはたまりません。 わたしの最初のお皿。手前のダックのパテが美味しかった。 多分三皿目くらい…。グリルカウンターがあって、好きな食材を選ぶとグリルしてくれます。ロブスターとソーセージ。ソーセージは大きかったので、3人で分けてちょうど良かった。 シーフード。これはまぁこんなもんでしょ。 麗しのチーズプレート。相当レベルの高いものばかり。ブルーチーズもウォッシュ系も全部美味しくいただきました。 デザートはチョコレート系中心で。ここでアップルマティーニを飲むあたり、自分でも呆れますね。 お値段は158SDと少々高めですが納得の内容です。今まで経験したホテルのサンデーブランチの中でベスト3に入るかも(あとの二つはサンディエゴの「ホテル・デル・コロナド」とハワイ「カハラ・マンダリン(現ザ・カハラホテル)」)。またシンガポールに行くことがあれば、絶対再訪したいと思います。
ラッフルズホテル
ビエンナーレ会場のカラン空港から再びバスに乗せてもらって、ラッフルズホテルで解散。わたしとNさんは「せっかくなのでシンガポール・スリングでも」、と中へ入ってみることに。これが今回の旅でこれが唯一の観光らしい観光だったかも…。 伝統的なコロニアルな作り、歩くとぎしぎし言う木で出来た廊下、重厚なんだけど南国な雰囲気…、なんだかなつかしい感じだな、と思ったら、サンディエゴのホテル・デル・コロナドと似ているんですね。 こちらがホテル内の「ロングバー」、シンガポール・スリング発祥の店とされています。 お待ちかねのシンガポール・スリング。あまり飲む機会のないドリンクなので比較の対象がないのだけど、まぁ、行きの機内で飲んだ物よりはずっと美味しかったです。ただご想像通り、甘い!本気で一緒にビールを頼もうかと思ったくらい。見かけも綺麗だし女性向けのドリンクですね。ま、旅の記念ということで。 時間もちょうど良かったのでここで夕ごはんにしちゃいました。ミニバーガーのセット。3種類のバーガーにフレンチフライが付いてます。これにナチョスでちょうどいい感じでした。 が、地下鉄に乗ってホテルに着く頃にはちょっと小腹が…ということになり、途中でダンキンドーナツを見つけ、うれしくなってドーナツとコーヒーを購入。旅先ならではの食生活でした。
シンガポール・ビエンナーレ 2011
3/12は山口晃さんのギャラリートークに参加してから、会場のJCCからみんなそろってバスでシンガポール・ビエンナーレ会場である旧カラン空港(1955年閉鎖)に移動。 旧管制塔やターミナルビル、格納庫を利用しての展示です。 Martin Creed Michael Beutler Martin Creed Charles Sandison Rafael Lozano-Hemmer Michael Lee Gosia Wlodarczak Elmgreen & Dragset 格納庫を使った展示は砂漠に建てたPRADAショップで有名なElmgreen & Dragsetの作品。一番下の画像はCNN Asiaから拝借したものですが、こんな感じで男性が3名ほどくつろいでいます。中は干し草の匂いがすごかった。 わたしたちは結局このカラン空港会場しか行かなかったのですが、こことマーライオン・ホテルで充分満喫できました。 シンガポール・ビエンナーレは5月15日までです。
http://www.singaporebiennale.org/
マーライオン・ホテル
シンガポール・ビエンナーレのレセプションはマーライオン・パークにて開かれました。ホテルからここまではタクシーで移動。集まった人々のお目当てはもちろん西野逹さんの「マーライオン・ホテル」です。 ↑画像はビエンナーレ公式サイトから拝借。これは西野さんの最初のラフ。当初はホワイトキューブを計画していたそうです。 実際の外観は真っ赤!デザイナーズホテルっぽくてかっこいい! 一般公開に先駆けてレセプションに来たお客さんへ先行公開してくれたので、階段近くのポジションをみんなで陣取りました。この日は一回に20人ずつ10分間の見学という制限付き。どうにか第一グループに滑り込んでみんなでワイワイ見学スタート。 おぉっ!! ほんとにマーライオンだ!初めて見るマーライオンがこんなでいいのでしょうか。 女子みんなで記念撮影♡ 男性陣も記念撮影。真ん中が西野逹さん、右が三潴さん。 バスルームはこんな感じ。バスタブが深くて大きい! バスタブに横たわるとこんな夜景が眺められます。素敵! アメニティのテディベアなど。壁紙も素敵ですよね。これもギリギリまで西野さんが悩まれて変更したそうです。 残念ながらビエンナーレ会期中の宿泊予約は開始10分でSOLD OUT、見学だけなら毎日朝10時から夜7時までできますので、シンガポールに行かれる方はぜひ。面白かったです。
シンガポールの美味しいもの
最初の夜はホテルに荷物を置いて、夕ごはんを食べに近所を散策。シンガポールはあちこちにフードコートがあるので、とりあえずめぼしい所に入って食べたのがこれ。
名物、チキンライス!! そういえば初めて食べたかもしれない。店名は忘れましたが、ファストフードっぽいお店でした。チキンライスを注文すると蒸し鶏か揚げた鶏か聞かれましたが、そんなのもあるんですね。ここは王道の蒸し鶏でしょう。皮付きがちょっとアレかなぁ、と思ったけど意外にあっさりしてて美味しく食べられました。ジャスミンライスが本当に美味しくて、これはどうにかして自宅で作れないものか…と考えたほど。お米の種類が違うのが前提ですが、まぁ、作るより食べに行った方が早いですね。最近は東京でも美味しいお店が増えているようですし。 明けて二日目の午前中はホテル内のSPAで2時間のマッサージを予約していたので、その前に軽く朝ご飯を食べに外へ。 お目当ては「ヤクン・カヤトースト」、日本だと豊洲にも支店があるそうです。シンガポールだと空港ターミナル内にもあるほど、あちこちで見かけます。朝ごはんとしてもポピュラーらしい。 セットメニューだとカヤトーストとドリンクになぜか温泉玉子が付きます。テーブルにしょうゆが置いてあるのはそのためですね。わたしたちは単品でドリンクとカヤトーストをオーダー。カリカリに焼いた薄いトーストに有塩バターをたっぷり、そこにココナツミルクとバンタンという葉で香り付けしてできたカヤジャムがはさんであります。ココナツ好きなわたしには大満足な味。ただ、ここで売っているドリンクがどれも最初から砂糖で甘くされているのが残念。濃いコーヒーと一緒に食べたかったらなお美味しいと思うなぁ。というわけで、家で食べるべく最終日にジャムだけ購入しました。 朝ごはんの後はホテル内SPAでマッサージを受け、生き返った所で山口晃さんのプレスプレビューへと出かけました。取材に同席させてもらった後「お茶でも」と出かけたのがアイオン・オーチャードにある「TWG」ティーサロン。 スコーンとフレンチ・アールグレイをいただきました。クロデット・クリームと一緒に添えられたのはティーゼリー。これが風味が豊かで濃くて美味しかった。自由が丘店でも売っているのかな。人気のサロンのようで行列が絶えませんでした。紅茶もスコーンも美味しく、おしゃべりにも華が咲き、サービスも素晴らしいお店でした。ここはお勧め。 いったんホテルへ戻って、夜からはシンガポール・ビエンナーレのオープニング・レセプション…というより「マーライオン・ホテル」見学です。
フォーシーズンズホテル・シンガポール
今回選んだホテルはオーチャードにある「フォーシーズンズホテル・シンガポール」、山口晃さんの個展会場JCCまで徒歩5分ということで決めました。画像はロビーのウェイティングスペース。 Orchard Rd.までは地下でつながっているヒルトンホテルを通り抜ければ、雨にも濡れず、暑い思いをしなくても済む便利なロケーション。連結通路になっているアーケードには、マルニ、イッセイ・ミヤケ、ポール・スミスなどのハイブランドがあります。 チェックイン時に「マーライオンは今見られませんので注意してくださいね」と教えてくれました。「知ってます〜、ホテルに入っちゃったんですよね。それ見に来たんですよ」「日本人建築家が作ったんですってね。わたしも見に行きたいんですよ」という会話を繰り広げつつ、帰りのタクシーまで予約をしてくれて手続き完了。 お部屋はこんな感じ。日本人客用にゆかたの用意もありました。 バスルーム。シャワーブースが独立。洗面ボウルが2つというのはありがたい。 アメニティはロクシタンのヴァーベナ。 ボディローションもありましたよ。 毎日2本ずつサービスされるミネラルウォーター。部屋にティファールがあったので、コーヒーやお茶を入れたり、飲み水にするのに助かりました。 部屋からの眺めはこんな感じ。緑が多い〜。街中はワイキキやグアムとちょっと似た雰囲気でもあるのだけど、この熱帯地方独特な生い茂った木々が大きな違い。 このホテルはちょっと奥まった立地なのでかなり静かです。 ホテルを出てちょっと歩くとこんな賑やかな雰囲気です。BORDERSや英国系デパートMarks& Spencerがありました。 ホテルの規模としてはかなり小さい方だと思いますが、その分目の行き届いたホスピタリティが素晴らしかったです。滞在2日目、地震の報を受けた時のこと。部屋に戻るとメッセージランプが点滅していたので、わたしか同行したNさんの家族からかな?と聞いてみると「日本の大地震の知らせを受け私どもも大変ショックを受けております。本日より国際電話を無料としますので、どうぞご家族やお友だちに連絡を取って下さい」とのこと。これにはちょっと感動しましたね。他のホテルも同じことをしていたのかもしれませんが、非常時の対応はこのクラスのホテルだと安心できる、ということを身をもって知ることができました。ちなみにNさんもわたしもメッセージを聞いた時点ですでに携帯で家族と連絡が取れていたのですが、気持だけ本当にありがたく受け取らせていただきました。
SQ637 NRT-SIN
シンガポール行きを決めた時に一番最初に思ったのが「シンガポール航空のA380に乗れる!」ということ。他社でも続々と導入しているA380ですが、SQのA380は業界初ということだけあり、キャビンの雰囲気がもう全然違うと聞き、この機材が運行している便を選んでブッキングしました。
Cクラスアッパーデッキの窓側席。1-2-1の配列なので、完全にプライバシーが保てます。足元も広々。画像右に映ってるのがフットレスト。ちょっと遠い… そうそう、乗り込む時は搭乗口からの連結ブリッジがそのまま2階に直結なんですね。てっきり中で階段を上るんだと思って、機内持ち込み荷物は自粛したのです。 足元右下に荷物置きのスペースが取られているので、頭上の物入れにわざわざ収納しなくて済みました。やや右寄りに大きめ(17インチ位?)のモニター。ムービーチャンネルも豊富でした。往路は「Glee」の第2シーズンの1~4話を食事とワインを楽しみながら、消灯後は「ブラック・スワン」「英国王のスピーチ」を見ました。「英国王」は残り20分でサービス終了〜。復路でバッチリ最後まで見ましたよ。 ← SQサイトから拝借。 こんな感じでくつろげます。 子供なら余裕で二人座れそうでした。 クッションも最初から二つ置いてあるので、とってもくつろげます。 お食事。最初のドリンクはCAさん(美人ぞろい!)に勧められたシンガポール・スリングを。やっぱりこうでなくっちゃね。アミューズとして出されたサテは本格的な味でした。 前菜の生ハムのサラダ。シャルドネといただきました。マンゴーと合わせるとちょうどいいお味。 メインはチキン、ビーフ、ブイヤベース、チャイニーズの中から選べたので、機内食では珍しいチャイニーズにしてみました。麻婆豆腐とエビチリとごはんでした。これは至って普通。 デザートはバニラアイスのマンゴーソースかけ。バニラビーンズたっぷりの濃厚なアイス。 最近紅茶派なので迷わず紅茶をお願いすると「フレーバーはどうしますか?」と聞かれました。「何があるんですか?」と聞くと、まぁ出るわ出るわ、ハーブティーを含め5、6種類の茶葉を言われたので、無難なところでアールグレイを頼んでみました。これがね、大正解!飛行機の中でこれだけ美味しい紅茶を飲んだの初めてだったかも。ティーバッグなんだけど、シンガポールの名店TWGのものですよ。ここのティーバッグは紙製じゃなくて、ガーゼで出来ているんですね。絶対買って帰ろう!と決めました。 消灯時間、と言っても午後3時くらいなのでほとんどの方は映画を見たりして過ごしてました。照明が一応こんなムーディな感じに落とされます。 シンガポールまでは約7時間。時差も−1時間なので、637便だと到着は夕方6時過ぎ。ちょうどいい感じですね。空港から市街まではタクシーで約30分。いきなりスコールの洗礼を受け苦笑いをしつつ、オーチャードにあるホテルへ向かいます。
山口晃 展「Singa-planet」ギャラリートーク
3/12に初日を迎えた山口晃さんの個展「Singa-planet」、この日の午後にはギャラリートークが行われました。地元シンガポール在住の方々を中心に40人程が集まりました。開催に先駆けて山口さんがご挨拶。 以下、太字は山口さんの発言。 ギャラリートークはコーナーごとに山口さんが解説をしていく形で進みました。 実際にビー玉を落としてみる山口さん。 スムーズに転がらずに止まってしまったので、手で叩いてみたりして。 「決して叩かないでください(笑)」 「これ(ビー玉)は人生を表しているようで、途中で立ち止まるようなこともあれば、思わぬ所から転がり落ちることも。自分の場所から他人の地に入ることもあったり、誰かに背中を押されることもある。人生が時間の坂を落ちて行く様子を表しつつ、それとは逆に人間が高く目標を定めて進んで行く、ということも表現しています」 「HDB三部作」について語っている所。左から過去・現在・未来のHDBを表しているそうです。これはぜひ実物を見ていただきたいです。 お客さんとの質疑応答をいくつか挙げておきます。 「作品のディテールが素晴らしいと思うのですが、どこまで描けば仕上がりかと決めているのでしょうか?」 「締め切りと相談しながらです」 「写真を撮ってから描くのですか?」 「描き始めは撮った写真を見たりしますけど、それがだんだん自分の中に入ってくると逆に見ないようにします」 今回もマッキーこと槇原敬之さんからのお花が届いていました。南国らしく蘭に風船と蝶、小鳥のモチーフが付いてました。可愛い。 すべてのイベントをこなしてようやく笑顔の山口さん。本当にお疲れさまでした! ・・・と言いたい所ですが、帰国日の夜、空港に向かうギリギリまで加筆していたのでした。 シンガポールのアートファンの皆さんはとても熱心で、質疑応答で沈黙がほとんどない程でした。やはり日本の新しいものと古いものが混在した作品に惹かれる方が多かったようです。三越の広告に使われた作品は皆さんかなり集中して鑑賞してらっしゃいました。 昨年、山口さんの海外初個展がシンガポールと聞いた時はちょっと意外な気がしましたが、この国のモチーフと山口さんの作品が持つ雰囲気が意外にマッチしていることは作品を一通り見て感じました。 さて、次の海外個展はどこになるんでしょうね?期待しています。 取り急ぎ、山口晃さん関連イベントの記事を上げましたが、次回からはいつも通りの「シンガポール旅行記」をアップして行く予定です。どうぞお付き合いくださいませ。
山口晃 展「Singa-planet」プレスプレビュー
山口晃さんの個展「Singa-planet」レポの続きです。
3/12の初日に先駆けて11日午後から現地プレス向けのプレビューがありました。 大使館員の方によるギャラリー内作品の解説の後、山口さんへのインタビューを行ったのが現地新聞社「Straight Times」の女性記者さん。 通訳の方を介してのQ&Aの概要をまとめておきます。 取材はJCC内の部屋で行われました。 Straight Times(以下ST)「最初にシンガポールにいらした際にHDB(シンガポールの公団住宅)に非常に関心を持たれたそうですが」 山口晃(以下Y)「デザインがとても面白くて、僕が想像で描く建物のエッセンスに近いものがありました。日本の古いタンスのような感じで、ちょっとでこぼこしていたり、単位が全部違っていたり。日本の箱形の物とは違いますよね」 ↑ これがHDB(と思われます。未確認)、たしかに山口さんの作品に出て来そう ST「シンガポールの印象は?」 Y「ごはんがおいしくて良かったです。あとビルがモダンで、特に新しく建てたものは神々しくていいですね」 ST「マリーナ・ベイ・サンズとか?」 Y「上りました。あそこまでやられると笑っちゃうと言うか…、いい意味でですよ。日本だとラフの段階ではじかれますが、ここでは完成させたんですね、と感心しました」 ↑ こちらの建物です。サーフボード状の所はホテルのプールになっております。 ST「『Singa-planet』の着想はどこから?」 Y「シンガポールは船みたいだなぁという印象を受けました。一つの島の中で色々な物をまかないつつ、輸入をしたりして進んで行く。タイトルを『Singa-boat』にしなかったのは、転覆しちゃいそうなイメージだったから(笑)planetは大きい広がりを感じさせ、その中で見れば地球もよくこれだけでまかなっているな、と感じます。同じようにシンガポールも地図で見ると小さいけれど、たくさんのものが凝縮されていると思います」 ST「まだ未完成の作品もあるようですが、これはもう一度シンガポールに戻ってから描きたかった、ということでしょうか」 Y「嘘は描けないものですから、、ということにしてもらってもいいですか?(笑)」 ST「作品でチキンライスをテーマに選んでますが」 Y「チキンライスの屋台は走るものと食べるものを合わせると言う発想が好きですね。今は屋台は禁止ですが、禁止にならなかった未来を想像してみました」 ST「作品には昔の衣装を着けた人物が現代にいる風景を描かれていますが」 Y「自分の親世代にはそれがあったと思うんですね。現代でも色んな世代が同居してると思うので、そのスパンを広げてみるとどうだろうか、という発想です」 ↑ たまに絵を描きながら説明する山口さん ST「作品を見に来た人にはどんな気持になって欲しいですか?」 Y「目が疲れない程度に楽しんでいただければと思います。お絵描き少年や画学生の気持で描いている時もあれば、作家として問題提起をしたい時もあるので、どこかでそれを自由に感じ取っていただければと思います」 ST「インスタレーションは『Singa-planet』の3Dバージョンですか?」 Y「あ、ではそれで(笑)僕の作品は見た方から『こうですか?』と尋ねられることが多く、それはとてもありがたい意見で、描いた本人が気づかされることが多いです。実際次の作品につながったりします」 和やかな雰囲気でインタビューは30分程で終了。最後に「山口さんは完璧主義者ですか?」と聞かれ「いえ全然」で一同爆笑。 インタビューを終えてホッとした所で一枚。お疲れさまでした! 翌日12日のギャラリートークへと続きます。
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