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2017.06.04 Sunday  | - | - | - | このエントリーを含むはてなブックマーク|

お気に入りシリアル その1

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わたしは朝食にではなくランチにシリアルを食べることが多いのだけど、今ハマりにハマってるのがこちら。Marks & Spencerの「Triple Chocolate Crunch」です。3月に出かけたシンガポールのM&Sで手に取ったものの、すでにパッキングした後だったので「かさばるなぁ」と購入を断念。帰国後「やっぱり買っておけば良かった〜」と悶々としていました。GWに香港に行くと言うお友達にお願いして買って来てもらったのですが、これがもう予想を超える美味しさ!!

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名前の通りダークチョコレート、ホワイトチョコレート、ミルクチョコレートのチャンクがごっそり入っているシリアルです。もう尋常じゃない美味しさ!そして高カロリー!ヘルシーなはずのシリアルなのに全然ヘルシーじゃない!むしろ禁断の食べ物になってしまいましたが、いいんです。本当においしいんだもん。休日ブランチの密かな楽しみになっております。わたしがあまりにも大絶賛するので、今では香港に旅行や出張に行くお友だち達がみんなこれを買って帰ってきてくれるようになりました。皆さん、どうもありがとう。今後ともよろしくお願いします。

その2に続く。


2011.07.28 Thursday 21:19 | - | trackbacks(0) | Food | このエントリーを含むはてなブックマーク|

「名和晃平 シンセシス」

      
東京都現代美術館で開催中の「名和晃平 シンセシス」展を見て来ました。今や現代アート界のスター的存在となった名和さんの初の大規模な個展です。おなじみのBEADSをはじめ、エルメスでの展示で印象的だったLIQUID、SCUMなどの代表作がそれぞれの展示室一杯に独自の世界観を持って並べられています。一巡目はまず何の知識も先入観も持たずに展示を体感、出口で解説シートをもらったらそれを「答え合わせ」に用いながら二巡目へ、というのがおすすめの鑑賞法。名和さんの作品を見ていつも思うのは、理論としてきちんと整理されているなぁということ。学会発表に似たような空気を感じます。それでいて現代アートって??と思う観客にも素直に「綺麗」「面白い」と思わせる作品の完成度の高さ。時間をかけて見れば見るほど、名和ワールドへ引き込まれます。ビジュアルに使われているビーズでできた鹿が綺麗だな、と感じた方はぜひ足を運んでみて下さい。楽しく美しい時間を過ごせることを保証します。8/28(日)までの開催です。
2011.07.24 Sunday 21:54 | - | trackbacks(0) | Art | このエントリーを含むはてなブックマーク|

「黄色い星の子どもたち」

 MV5BMTQwNjMwNjU1NV5BMl5BanBnXkFtZTcwNTU0Njk5NQ@@._V1._SY317_.jpg黄色い星の子どもたち」を見て来ました。1942年7月16日にパリでユダヤ人の一斉検挙(Rafle)が行われたことを差す「ヴェルディヴ事件」のお話です。これはナチスの手によるものではなく、フランス警察によるフランスで生まれ育った子ども達をも含めたユダヤ人一斉検挙ということで、フランス史上汚点とされていた事件です。物語前半は差別されながらも淡々と暮らすユダヤ人コミュニティを描くのですが、検挙された後、輸送された「室内競輪場(Vél'd'Hiv)」の描写は圧巻。スケールの大きさといい、おそらく当時を体験した人がその場に居合わせたなら取り乱すのではないかと思う程のリアリティです。フランス人の良心の象徴である看護師のアネットや消防士の皆さんの存在が救い。ヴェルディヴが何であるかを知っている観客にはこの先ユダヤ人たちを待ち受けている運命を思うと胸を締め付けられる思いです。
ラストは「あぁ」と思うような感じですが、この先彼等はどんな人生を歩んで行くんだろう、と考えるとやり切れないものがありました。
個人的に気になったのが、検挙前に危険を感じたユダヤ人一家の長女が国外逃亡を父親に提言するのですが「家族全員で逃げられるわけがないだろう」と取り合われず、結局は逮捕されてしまうわけですが、これって現在の日本の状況と似てない??と思ったり。
最後に象徴的にドビュッシー「月の光」が流れます。おそらくここで多くの観客は涙腺崩壊でしょう。ここに至る描写が同じくヴェルディヴを描いた「サラの鍵」に比べると甘いかな、と思いましたが、悲劇の度合いは比べ様のないものですね。できれば映画館で見て欲しいけど「ヴェルディヴ」という言葉だけでも覚えておいていただければいいな、と思います。
2011.07.23 Saturday 23:58 | - | trackbacks(0) | Movie | このエントリーを含むはてなブックマーク|

「空海と密教美術展」

東京国立博物館で開催中の「空海と密教美術展」を見て来ました。会期初めの平日にしては結構な人出。第一会場入ってすぐ流れが滞っているほど。正直第一会場の展示は混雑もあってさほど興味がわかなかったのだけど、第二は違います。そんなに仏像に興味のないわたしでも相当楽しめました。国宝・重要文化財が展示品の98.9%を占めているんですって。それを聞いてなるほどね、と思った私は相当単純。そんなわけで、一体一体を拝見してもさほど感慨がわかなかったのですが、最後の「仏像曼荼羅」はスゴかった!これだけを目当てに入場料を払っても惜しくないです。東博お得意の展示法は健在。”あの”スロープをうまく用いることによって、仏像のお顔をこちらの目線で拝見できます。もちろん360度全方位からの鑑賞も可能。このコーナーはかなり混み合っていたので、会期終盤は大変なことになるのでは…と危惧してしまいました。わたしが行った日はそれほどではなかったので、かなり時間をかけてじっくり堪能できましたが。ここが東京だということを忘れそうな異空間、入場制限がかかる前にぜひ。9/25までの開催です。

公式サイト→ http://kukai2011.jp/

2011.07.22 Friday 21:48 | - | trackbacks(0) | Art | このエントリーを含むはてなブックマーク|

七月大歌舞伎

        shinbashi201107b.jpg
新橋演舞場で七月大歌舞伎 昼の部を見て来ました。いわゆる「海老蔵復帰公演」ですね。


一、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)

  鳥居前           佐藤忠信実は源九郎狐  右 近                  静御前  笑 也                 早見藤太  寿 猿                武蔵坊弁慶  猿 弥                  源義経  門之助

二、歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)

               武蔵坊弁慶  團十郎                富樫左衛門  海老蔵                 亀井六郎  友右衛門                 片岡八郎  権十郎                 駿河次郎  松 江                常陸坊海尊  市 蔵                  源義経  梅 玉

三、楊貴妃(ようきひ)

                 楊貴妃  福 助                  高力士  海老蔵          天真の従兄のちの楊国忠  権十郎           一の姉のちの韓国夫人  笑三郎           二の姉のちの虢国夫人  春 猿           三の姉のちの秦国夫人  芝のぶ                  女道士  歌 江              竜武将軍陳元礼  猿 弥                   李白  東 蔵                 玄宗皇帝  梅 玉

この日はなにしろ市川團十郎、海老蔵親子の「勧進帳」が目玉、観客の多くはこの演目を楽しみに来ていたと思います。期待が大きかった分「あれれ?」という感は否めませんでした。海老蔵は「充電期間」はさすがに熱心にお稽古していたと思うし、それはよくわかるのですが、非の打ち所がなく完璧すぎる富樫はなんだか物足りない。立ち姿もこんなだっけ?と思う程なんだかひょろりとした感じ(痩せた?)。発声も相変わらず。それでもオーラというか、華やかな雰囲気はプンプンまき散らしているのですが、やっぱり團十郎の前だとそれも霞んでしまいますね。團十郎の存在感がありすぎ。成田屋のお家芸としての「勧進帳」と捉えればこれが100%の出来なのかもしれないけれど、あまりにも教科書的に正しいお芝居を見せられた、という感が否めませんでした。上手く言えないけど、なんだか「こんなもんじゃないでしょう?もっとやれるでしょう?」という感じ。

「楊貴妃」についてはノーコメントで。せっかくの復帰公演になぜこれを持って来た!?と素直に思ってしまいました。お話としてもなんだかなぁ、です。桟敷席から見る限り、1階、2階のお客さんがあんなに居眠りしているのを目撃したのは初めてでした。

歌舞伎に関しては年間数本も見ない素人なので、話半分で読んでいただければと思います。わたしも友人たちも含めて、意外にも女性は海老蔵に厳しいようです(幕間でのオバサマ方や友人達のブログ記事の批評の手厳しいこと!)。
春に東博の「写楽展」に行った時、代々の成田屋の浮世絵を見せられて、つくづく「海老蔵って成田屋のDNAが凝集して表れた顔だな」と思ったものです。色気も美貌も才能も充分に兼ね揃えているのだし、長い目で見守って行きましょう。


2011.07.20 Wednesday 21:30 | - | trackbacks(0) | Art | このエントリーを含むはてなブックマーク|

谷中「ひみつ堂」でかき氷

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パンダを堪能した後は上野駅前から「めぐりんバス」に乗って谷中銀座で下車、美味しい氷を食べに「ひみつ堂」に行って来ました。お店は夕焼けだんだんを下りた路地を左に入った所。行列しているのですぐわかります。わたしたちが到着したのは夕方5時頃でしたが、約1時間の待ち時間でした。

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店内はこじゃれたカフェ風。カウンターに座ると、ご主人が一生懸命氷をかいてシロップをかけている姿を眺めることが出来ます。

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「ひみつのいちごみるく」が出て来ました!氷は雲の様にフワフワ。いちごシロップは生のいちごを使っているのでツブツブな感触が楽しめるしっかりしたフルーツの味!半分はミルクがかかっています。美味しい、、、しみじみ美味しい。シロップお代わりしたいくらい美味しかったです。

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アップにしたところ。ツブツブ、すごいでしょー。これだけ見ると本物のいちごみたいですね。ストローが用意されているので、最後の一滴まで美味しくいただけます。並ぶ価値のある素晴らしい氷屋さんでした。また行こうっと。

「ひみつ堂」 
台東区谷中3-11-18 
11:00~18:30(7〜9月は20時まで営業) 
月曜定休 
2011.07.18 Monday 21:25 | - | trackbacks(0) | Food | このエントリーを含むはてなブックマーク|

力力と真真

力力(リーリー)と真真(シンシン)に会いに上野動物園に行きました。閉園間際に行けば待ち時間ナシであっけない程簡単にパンダに会えます。大人は後列からの見学になるのだけど、子連れなら前列OK。お子さんがいない方は姪っ子甥っ子、お友達の子供さんを同行されるといいかも。

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思いっきり寝姿を披露しているのが女の子のシンシン、午後はしょうがないですね。意外にもよく動いてくれたのが男の子のリーリー、ストレッチした姿を激写することができました。ごはんの時間が近かったので、隣りのお部屋で飼育員さんがごはんの用意をしている様子がわかるらしく、壁に沿ってせわしなく動き回る姿もいちいち可愛い♡「パンダの尻尾はやっぱり白!」と検証もできて、愛らしい姿に萌え萌えな夏の午後でした。



2011.07.17 Sunday 23:59 | - | trackbacks(0) | Diary | このエントリーを含むはてなブックマーク|

「パトさん」

がんも 大二
羽鳥書店
¥ 1,575
(2011-07-06)

 羽鳥書店から刊行された「パトさん」を読みました。最初に手に取った時の薄い感じと、このユルい画風から「あっという間に読めちゃう大人のための絵本?」と考えましたが、読了してびっくり。これはね、もう泣けます。もう10回くらい読み返しているけれど、毎回涙しています。口コミでじわじわとゆっくり時間をかけてヒットしてもらいたい類いの本です。ぜひ手に取ってみてください。立ち読みは危険。だってほんとに泣けるから。

 作者のがんも大二さんのサイトはこちら
2011.07.13 Wednesday 22:03 | - | trackbacks(0) | Books | このエントリーを含むはてなブックマーク|

METライブビューイング「ランメルモールのルチア」

     img_1.jpg
震災の影響で上映が延期されていたMETライブビューイング「ランメルモールのルチア」が109シネマズ川崎にて再上映されたので遠征して来ました。この1か月ちょっとの間、文字通り「ルチア漬け」な日々でしたが、最後を飾ったのはナタリー・デセイ、ものすごいルチアでした。まさに「狂気」。ネトレプコ、ダムラウは躁鬱気味ではあるものの徐々に精神の均衡を狂わせる、、という乙女を演じていたのですが、デセイはもう最初から「あっちの世界」に行っちゃってる感じ。すごい迫力でした。  
特に「狂乱の場」は凄かった。フルートやグラス・ハーモニカとの掛合いが有名なあのシーンはデセイはアカペラで臨みました(上の動画3:50あたりから)。
そして何よりも恐かったのが悲鳴!ホントに叫ぶんですよ、もうビックリ。こちらは7:50あたりからですが、この動画のPart2だけでも通しでぜひ見ていただきたいです。

エドガルド役のカレーヤは泣かせる歌唱で満足。最後のエドガルドの独唱は泣かせどころですが、ライブビューイングでは巧みなカメラワークで観客の涙を搾り取ります。わたしも先日のベチャワほどではなかったけど号泣。エンリーコ役のテジエは見た目も若々しくルチアの兄としてはぴったり。この役って年上に見えすぎてルチアのお父さん?って感じになる場合があるんですよね。その点ではしっくり来ました。そして今まで見たアルトゥーロ役で一番「あぁ、この人なら殺されそう〜」だったのがマシュー・プレンク、アメリカドラマの端役にいそうなタイプです。この彼が無駄に素晴らしい歌唱力で死なせてしまうのがもったいなかったです。後から知ったのだけど、わたしは今回のMET来日公演で彼のアルトゥーロを2回も見ていたのですよ。え!って感じでした。

今シーズンのMETライブビューイングは終了しましたが、2006-2011年のアンコール上映が8/13~9/23の期間で決定しました。夏休みにちょっとずつ楽しみたいと思います。詳細はこちらから。
2011.07.10 Sunday 20:28 | - | trackbacks(0) | Opera | このエントリーを含むはてなブックマーク|

ひんやりジェルマット

節電節電と言われてますが、自営業+暑がり+寝不足になるのはまっぴらごめん!というわがままな我が家はエアコンの設定温度を若干上げる程度の協力しかしていない非国民な家庭です。まぁそれでもわたしは寝る時にエアコンかけっぱなしだと肌にも喉にも悪いなぁ、と常々思っていたので、最近話題の「ひんやりジェルマット」を購入してみました。お友達が先に使ってみて「いいよ!」と薦められたのがこちらの商品。1,000円ほど安いオーストラリア製のものは外箱、使用説明書の表示が英語なだけなので、迷わずこちらを選びました。シングルベッドを使っているのにダブルサイズを選んだのは、縦に敷けば全身ひんやりできる、と聞いたので。

注文して1週間程で到着。箱から出すために手で掴んだ瞬間に「冷たい〜」とビックリ。平らな所に広げて座ってみると、下からじわじわと冷えて来る感じです。これはスゴい!ただものすごく重たい!ベッドの上に持ち上げるのが大変なほど。

気持ち良く眠るコツは寝る直前まで掛け布団や毛布をはずして、マット(上には普通にシーツをかけます)をエアコンや扇風機などで充分冷やすこと。これをやっておくとベッドに入った瞬間冷え冷えな感触が楽しめます。あまりにも冷えて、半袖Tシャツだと寒い位です。
マットそのものは少々固めだけど、ヘンに柔らかいマットで腰を痛めるよりはマシ。身体が接触している部分がじわ〜と冷えて来る感じです。普通の寝付きの方ならこの時点で気持ち良く眠りに入れるはず。もちろんだんだんとぬるくなって来ますが(身体が触れている部分)ねがえりを打った場所はまたひんやり。しばらくその姿勢でいて、また元の場所にゴロンと戻るとそこそこ冷えている、という感じ。うん、なかなかよくできています。

マットが届いてから7月上旬の現在まで、半々くらいの割合でエアコン消しても大丈夫です。この先熱帯夜が続くとそうもいかないでしょうけど、それでも設定温度を上げるだけで、どうにか快眠はできそうです。全くエアコンを使わない方もいらっしゃると思うので、そんな方にはこのジェルマット、強力にオススメです。

2011.07.06 Wednesday 23:00 | - | trackbacks(0) | gadget | このエントリーを含むはてなブックマーク|