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2017.06.04 Sunday  | - | - | - | このエントリーを含むはてなブックマーク|

はまの屋パーラーのサンドイッチ

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たまごサンド好きのわたしが昔からずっと気になってた有楽町の「はまの屋パーラー」、昨年末に閉店という悲しいお知らせを聞き「あの伝説のサンドイッチ、食べたかったなぁ」と後悔していた所、今年3月に再開という話をTwitterでキャッチ。念願叶って先日行って参りました。
選んだのは一番無難そうなミックスサンドイッチ、ドリンク付きで1,000円でお釣りが来ます。
サイズは女性の口にちょうどいいサイズ(劇場で買うサンドイッチの感じです)なので、かじった瞬間具が落ちる、ということはありません。パンも軽くトーストしてありますが、ちょうどいい食べ応え。玉子はマヨで和えたエッグサラダではなく、卵焼きが入っているのもうれしい(これは関西風と聞きましたが、そうなんですか?)。他にもツナやたまご+チーズ、フルーツサンドなど魅力的なメニューがいっぱい。小腹を満たすにはちょうどいいボリュームなので、観劇や映画の前にいいんじゃないかな。テイクアウトもできるそうですよ。夕方5時で閉店してしまうのだけが難点ですね。昭和な雰囲気の中で丁寧に作ったサンドイッチをゆっくり堪能した午後でした。
2012.04.27 Friday 23:44 | - | trackbacks(0) | Food | このエントリーを含むはてなブックマーク|

ピーター・トーマス・ロスのミネラルパウダー

最近使い始めたこちらのミネラルパウダー、大変重宝しているのでご紹介。最初は外出先での化粧直しにと思って購入したのですが、けっこうしっかりパウダーが付くので、朝のメイク時から使い倒しています。旅行に携帯するルースパウダーとしてもいいと思いますよ。サンプルでもらったサシェ入りのリキッドファンデ、あれって旅行に便利だけど、いざ使うとなると「パウダーどうしよう?」ってことになりますよね。これがあればリキッドの上にささっと使えます。大きさはスティック糊と太い油性マーカーペンの中間くらいなので、ポーチの中でもかさばりません。ブラシも収納式なので便利。ブラシの毛質はやや固めですが、まぁ許容範囲でしょう。リンク先はAmazonですが、実際の販売はiBeautyStoreです。こちらも送料かからないのでよく使ってるサイトです。SPF30ということで日焼け止め効果も期待できそうです。本家サイトでは他にも数タイプあるようですね。
2012.04.18 Wednesday 13:01 | - | trackbacks(0) | Cosme | このエントリーを含むはてなブックマーク|

山口晃 トークショー@メゾンエルメス

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4月6日に銀座メゾンエルメスで山口晃さんのトークショーが行われました。
冒頭のエルメス担当者さんのご挨拶で「『Tokio山水』完成披露記念トークショーの予定だったのですが…」とあった通り、この大きな鳥瞰図は進行中。そんなわけで、前半30分がフリートーク、後半1時間をあらかじめお客さんから集めた山口さんへの質問に答える、という形となりました。
以下、面白かった話をメモに残しておきます。

●G-tokyoでのトークショーでの話。「まど●ギ」について触れたら、某まとめサイトに大々的に載ってしまい大炎上。
タイトルが『現代美術家も絶賛』で、僕の名前ではなかった」
「100個くらいコメントが進むと、誰かが『山口晃に誰かふれてあげて(笑)』
なんだろうな、このツラさは、と
(実はこの件の発端はわたしの書いた記事でして、これがそのまま某まとめサイトに転載されたてしまったのです。それを友人に知らされびっくり。後日山口さんにお会いした時に「ご迷惑をおかけしまして〜」と謝ると「いえ、トークのネタになりますので」と笑ってらっしゃいましたが…)

●「最近わかったのですが『あとX日でできます』と僕が言うのは、希望なんですね。脳内で『X日でできればいいなー』と思うと、口から出た時に『X日でできます』になっちゃうんです

●Q「山口さんの覚えている一番古いカラーは何ですか?」
  A「保育園にあったアルマイトのカップの色です。2個あって一つが真鍮色、もう一つが水色とビリジアンを足して薄くした様な色でして、そっちのカップが使いたかったんですけど、大体当たるのは真鍮の方でした。2才か3才の頃のその色ですね。

●Q「桐生市でお勧めの場所はどこですか?」
  A「水道山から見る桐生の町はフィレンツェの様に見えます。桐生が岡動物園、遊園地に行って、麓にある『芭蕉』という洋食屋で食事で完璧です

●Q「アイディアに詰まった時はどうしますか?」
  A「Youtubeとかを10分ほど見てるとほぐれて来ます。失敗するとネットサーフィンで2時間位経っている時もありますね。アイディアに詰まったら一番いいのは人に聞くことですね

●Q「好きな画家、尊敬するアーティストを教えて下さい」
  A「最近は雪舟ですかね。あとはフラ・アンジェリコ。信じ切ってる感じの作風が嫌味でなく、最後のアルチザンとしての煌めきを見せてくれる人

●Q「今、恋してますか?」
  A「もちろんですよ。恋はするものじゃないんです、落ちるものです

●Q「ここ数年の女子高生のファッションについてどう思いますか?」
  A「大学生くらいの頃は中高生のファッションを見ると『負けた』って気がしたんですけど、最近は負けた気がしないですね。あとアイメイクですよ。アイラインに黒を入れちゃうのは化粧じゃなくて仮装です。黒は舞台化粧なんですね。舞台上で離れた所から見るのが前提。距離を考えないといけません。アイメイクはみんな一緒になるための道具なんだな、と思います

●Q「『Tokio山水』に描かれているのは城壁ですか?」
  A「スーパー堤防みたいな、いつ出来るのかわからない公共事業みたいなものとして描いてます。微妙に型が違うんです。新しい所はシャープに、古い物は角が取れてたりして。やたら時間だけかかって完成しないものです。あとは首都防衛をどうするか、ということもあります

●Q「他の作家にない山口さんの強みというのはありますか?」
  A「折衷して持ってることですかね。中途半端に全部持ってる(笑)

●Q「大好物は何ですか?」
  A「蕎麦です

●Q「リーフレットになってる絵の水を撒いてる男性は山口さんですか?」
  A「そうです

残った質問への答えはエルメスのサイトでアップ予定だそうです。担当の方の「『Tokio山水』が完成してからということで」の一言が笑いを誘っていました。そっちが先ですよね。
4月26日には建築家の槻橋修氏との対談も同じくメゾンエルメスで予定されています。すでに満席となっていますが、直前にキャンセルが出ることもあるので要チェックです。
2012.04.10 Tuesday 23:05 | - | trackbacks(0) | 山口晃 | このエントリーを含むはてなブックマーク|

「日本再再再発見」第3回 高橋龍太郎さん(現代アートコレクター・精神科医) × 三潴末雄さん

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もう先週のことですが、青山ブックセンター本店で行われた三潴末雄さんと高橋龍太郎さんの対談「日本再再再発見」に参加して来ました。第3回のゲストは現代アートコレクターであり精神科医としてご活躍の高橋龍太郎先生です。
印象に残ったお話をメモとして簡単に記しておきます。

●高橋先生は元々映像作家志望(「ヒミズ」の園子温監督と一緒に製作してらしたそうです)でしたが叶えられず、芸術への情熱は後にコレクターとして昇華させることに。

●池田学さんは元々他の画廊所属だったところを、三潴さんが惚れ込んで個展開催時に日参して口説き落とし、引き抜いた。

●山口晃さんの初期の個展は今では考えられない程がらがらで、「ここからここまで」と大人買いができた。それが今やエルメスの最上階で個展を開くほどに。
景観を損なうとして嫌われ者だった電柱をアートに昇華させ、エルメスと言うハイブランドの最上階フロアで展示させている。山口晃の天才ぶりがうかがえる。

●日本のアーティストは技巧が繊細すぎて、海外のコレクターから見ると「あれは工芸品では」という評価になる。説明するのが非常に難しい。

●2,000点にも及ぶ膨大な高橋コレクション、現在常設する場所がなく倉庫に収納したまま。このコレクションを常設して鑑賞できる場所がないのは由々しき問題。
実際、海外から来たコレクターを案内する場所が非常に少ない。

●アート(文化)は国力に直接結びつく。国を挙げて対応しなければ国力も衰退する。

他にも興味深い話がたくさんで、予定時間をオーバーするほど力の入った対談でした。客席もほぼ満席で学生さんから年配の方まで幅広い層が集まりました。
面白い作家がいると聞くと翌日には飛行機に乗って沖縄まで飛んでしまう高橋先生のフットワークの軽さと情報収集力、それと情熱は見習うべき点だと思います。非常に刺激となった対談でした。

2012.04.08 Sunday 14:15 | - | trackbacks(0) | Art | このエントリーを含むはてなブックマーク|
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