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山口晃展@美術館「えき」KYOTOで開催
邸内見立 洛中洛外圖 2007 カンヴァスに油彩、水彩、墨 80×130cm 山口晃さんの個展が11/2(金)より美術館「えき」KYOTOで開催されます。 ドローイング、油絵、立体作品、挿画が公開されるそうです。楽しみですね。 開催要項は以下の通りです。 会期:11/2(金)〜12/2(日)会期中無休 会場:美術館「えき」KYOTO(JR京都駅下車すぐ ジェイアール京都伊勢丹7階隣接) 開館時間:午前10時〜午後8時(最終日は午後5時閉館) 併せてトークショーも開催されます。 会場:キャンパスプラザ京都5階 第一講義室 日時:2012年11/3(土・祝)午後2時〜3時半(開場:午後1時半) 定員:250名 入場料:600円(山口晃展入館券付) チケットは明日10/1(月)より美術館「えき」KYOTOチケット窓口、ローソン(Lコード59676)にて販売されます。 関西方面での個展、トークショーは2008~2009年の「さて、大山崎」以来です。楽しみですね。 また12/7には青幻舎より新しい画集が発売されます。なんと8年ぶり!こちらも期待です。
「父と息子のフィルム・クラブ」
これがこのノンフィクション作品の主なあらすじ。著者が映画評論家ということで、本格的な評論が書かれているのかと思いきや、ほとんどが息子との関わり方を綴ったいわゆる「子育て体験記」。でもそれがちっとも退屈に感じなかったのは、父親が取り上げた作品のチョイスの斬新さ(フィルム・クラブ1本目がトリュフォーの「大人は判ってくれない」、口直しに「氷の微笑」!)と、息子の情けなさも赤裸々に書いたストレートな表現によるもの。 いわゆる映画解説本ではないけれど、父親が語る作品解説や、息子の素直な感想には「へぇ」とうなる箇所も多々ありました。 女の子にさんざん振り回されて、読んでるこっちまで「あー、もう情けないっ!」と思う息子だけど、本のカバーの裏にあった父子が幸せそうに微笑む写真を見たらまるで身内のようにホッとしてしまったのも事実です。巻末には親子が鑑賞した約120本の映画のリストが付いています。改めてざっと眺めても本当にユニークなチョイスだ。個人的にソダーバーグの「アウト・オブ・サイト」が高評価だったのがうれしかったな。
山口晃さん 平等院養林庵書院へ襖絵奉納
「最強のふたり」
実は一度オリジナルフランス語上映で一度見ていたのですが、字幕がなかったので今回きちんと内容をかみしめながらの鑑賞。内容についてはもう皆さんご存知だと思うので割愛します。
まぁそれにしてもよくこれだけカラっと楽しく作り上げたものだな、と感心。日本では絶対に作れないタイプの映画。どうしても「感動」「同情」みたいなものを描こう!としがちだもの。 この作品はシビアな内容をフランスならではのユーモアと、たまに見せる辛辣なシーン(ほんのちょっとね)でじめっとならずに上手く描いています。 介護人ドリスを演じるオマール・シーの功績は絶大。自分の出自に卑屈になることなく、ありのままで車椅子の富豪フィリップに接する姿にとても好感が持てる。フィリップと一緒にギャラリーに行き、アート作品を見て値段に仰天して「これなら自分でも描ける」と言ってほんとに描いちゃったり、オペラ「魔弾の射手」を見に行って、「なんだあのカッコ、しかもドイツ語!?」とゲラゲラ笑ったり、ここまで正直になれるって気持いいだろうなぁと思いました。 フィリップは音楽に造詣が深いと言う事で、自宅でもアリアをガンガンかけたり、誕生パーティーには室内楽団を入れてリクエストで演奏させたりと、クラシック音楽好きがニヤリとするようなシーンもたくさん。 フィリップも自分の身を必要以上に悲観したりすることなく、周りの人々と淡々と接する姿も素敵でした。私見ですが、フィリップってリッカルド・ムーティ様にちょっと雰囲気かぶるんですよねー。服装もスタイリッシュで良かったです。 作品全体に流れるのは押し付けがましい感動とか同情というものではなく、二人の間の信頼関係がメイン。それでもなぜか最後は泣けてしまうという不思議で爽やかな感動がありました。 ハリウッドでのリメイクがすでに決まっているそうだけど、どうなのかなぁ。文字通りオリジナルが「最強」となる気がしますけどね。 ちなみにこちらがオリジナル版のポスター。 個人的には日本版の方がこの映画の内容をうまく伝えていると思うのだけど…。
METライブビューイング「マノン」
久しぶりのMETライブビューイングはネトレプコの「マノン」です。もっともこれはアンコール上映の一環、GW明けすぐだったのでさすがに見逃していたのでした。 ざっくり感想。ネトレプコ、すごい。冒頭15歳の乙女で登場したときはちゃんと15歳だったし(衣装もウェストがキュッと締まったJKに前髪パッツンでかわいかった)、その後社交界の花となった時はちゃんとそう見えた。そして今日も痛感したのが「全方位型」の発声が出来る人なんだなぁということ。後ろを向いていようが、正面向いていようが(多少の編集があったとしても)素晴らしい声量。 まぁ15歳にしてはこの艶やかな声はどうよ?と思わなくもなかったのですが、コケティッシュな雰囲気はたしかにマノンそのもの。体型がどーのこーのと言われがちな彼女ですが、もう仕方ないよねという境地です。彼女は演技が伴ってこそのディーヴァっぷりですね。 相手役のピョートル・ベチャワについては贔屓目もかなりあるのですが、純真無垢な青年が恋に落ち、聖職者となり、賭け事に身を落とし、愛する女性の最期を見取るという役を安定の歌唱力と共に完璧に演じていたと思います。ネトレプコとは共演の機会も大変多いので、それなりのchemistryみたいなものも生まれてるんですよね。もうね、マノンに修道院のベッドで迫られるときは「負けちゃダメーー!と心の中で叫びましたよ。だってあの衣装…(下動画参照) 堕ちてからはデ・グリューとマノンの転落っぷりも早いこと! 悲劇的なラストシーンを見て、このお話は18世紀位道徳に基づいているのかなぁとつくづく思いました。女性は贅沢な暮らしを夢見るより身の丈に合った生活をしなさい、男性は親の言う事を聞いてれば間違いないですよ、そうでなければ悲劇が待ってます、という感じ。んー、わからんでもないけれど、それでここまで悲劇にしなくてもねぇ、というのが正直な感想でした。
「シャルダン展ー静寂の巨匠」
三菱一号館美術館はその独特な雰囲気と企画する展示内容が完璧なマッチングを見せてくれる素晴らしい美術館ですが、今回もやってくれました。フライヤーでこの「木いちごの籠」を見てからずっと楽しみにしていた「シャルダン展」です。展示内容や総評などは尊敬するアートブロガーの大先輩諸氏(とらさんのブログ、Takさんのブログ)にお任せするとして、わたしはざっくりと感想をまとめておきます。 シャルダンは多分モネと同じ位世界中の美術館に作品が収蔵されている作家だと思います。欧州やアメリカの美術館に行くとちょこちょこ目にする記憶があります。実際、今回の貸し出し元をチェックするとウフィッツイやボストン、そしてNYフリックコレクションなどバラエティに富んでいるのです。そして作品が本当に愛らしいものばかりなので、それぞれの美術館の「うちの秘蔵っ子」的な扱いなんだろうなぁ、などと想像してしまうほど。 展示の流れとしては静物画→風俗画→静物画なのですが、風俗画は見慣れた17世紀のオランダのものに比べ、フランスのそれはとても優美。上流階級の風俗画なので庶民を描いたオランダのそれとも全く違いますね。貴族のお抱え画家として活躍した後は、自分の描きたい絵(静物画)に戻ったので、この時期の作品はなんとなくバランスもいいような気がします。たとえば同じウサギを描いた作品も後期の方が作品としてはずっと優れている印象です。 今までは風俗画と静物画は全く異なるものとして切り離して考えていましたが、シャルダン展をこの流れで鑑賞すると「静物画も当時の風俗を語る上で必要不可欠なもの」ということがよく理解出来ました。 マントルピースの上に品良く飾られた作品はほとんどがガラスケースもなくそのままの状態で鑑賞出来ます。そのため、個人のお宅のリビングに飾られた品のいいコレクションを眺めているような雰囲気に浸れます。これもとても良かった点ですね。会期は来年1/6(日)までと長めですが、混まないうちにお早めに!オススメです。 <追記>物販はデパートのフランスフェアに負けないくらいの品揃えです。ゲランドの塩、フェルベールのコンフィチュール、カトラリー、ナプキンなどのリネン類、香水、、などなど舞い上がってしまうほど!わたしもいちご、フレッシュミント、黒胡椒のコンフィチュールを買いました。そう言った意味でもオススメの展覧会。
「舟を編む」
そして相変わらず三浦さんのテーマの選び方がユニークで、今回は出版社の辞書編集部。まったくなじみのない世界も人物描写の面白さのおかげでその世界にすんなり入り込むことができました。全編とてもテンポが良く、あっという間に終盤まで来てしまうのですが、さすがにラストはじんわり。登場人物がみんないい人ばかり、というのも救われますね。ちょっとした調べ事はネットや電子辞書を使ってしまう昨今ですが、久々に辞書をめくる時の「ぬめり」感や薄さなどの触感とインクの匂いを確かめたくなりました。
ル・クロ・モンマルトルでランチ
夏の間はバカンスでお店を閉めてしまう神楽坂の「ル・クロ・モンマルトル」、お休みが明けて営業再開したので平日ランチに行って来ました。前菜のパテ盛り合せ。キリッと冷えたソーヴィニョン・ブランとバゲットに合うこと。 メインのローストポーク プロバンス風。上に乗ったオレンジがよく効いていました。マッシュドポテトも美味しい。ソースが濃い目だなーと思ってたら、ムッシュがワインのお代わりをサービスしてくれました。Merci ! デザートは洋梨のシブースト、リンゴより甘ったるくなくて爽やか。 この日は2年ぶりに会った友人とののんびりランチだったので、食後のカフェまでゆっくり楽しめました。最近ここではランチばかりでディナーがご無沙汰なので、久しぶりに行きたいな。
「ダークナイト ライジング」
2008年のベストサマームービーだった「ダークナイト」の続編、「ダークナイト ライジング」をようやく見て来ました。
前作の完成度があまりにも高く、本作への期待が大きかっただけに「マトリックスみたいな終わり方だったらどうしよう」とちょっと不安だったのですが、”ほぼ”杞憂に終わりました。 なぜ”ほぼ”なのかは以下に述べるとして、とにかく完結編としては最高の出来だったと思います。「ボーン」3部作以上に納得な集結でした。 ネタばれ内容を書く前にこれだけは言っておきたい。 「バットマン ビギンズ」は復習のために必見。別に見なくても大丈夫だけど、見た方が絶対に楽しめる。保証します。 以下ネタばれあり。
クラランス「ダブルセーラム」2週間経過報告
クラランスの美容液「ダブルセーラム」を使って2週間が経ちました。画像は前回と同じものを掲載しています。見ての通り水分とオイルの二層構造になっているので、肌馴染みはものすごくいいです。わたしはオイルベースの美容液はベタ付きがちであまり好きではなく、こちらも夜のみの使用としていましたが、あっという間に肌に浸透して、次に使うクリームに全く響きませんでした。これならオイル苦手な方でも安心して使えると思います。香りもフルーティとフローラルが合わさった軽い感じです。 さて問題の効果の程ですが、リフティングに関しては期待したほどではなかったのが正直なところ。ただ肌のキメはすごく整った印象です。朝起きると「なんか、垢抜けた?」って顔になっています。ハリ・弾力の回復という意味では効果ありです。ただこれがリフティングという言葉を使うとなると疑問ですが(やっぱり輪郭がキュッと!なんて期待しちゃいますよね)。あと、オイルベースのものを使っているだけあって、保湿効果は高いのも実感できました。これからの乾燥する時期にはいいと思います。美白かハリ・キメかと考えたら、やはり後者を選択したいわたしには今必要なタイプの美容液かも。クラランスを使うのは久しぶりだったので、なかなか新鮮でしたよ。
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