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《ブルー・プラネット・スカイ》

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ジェームズ・タレルの《ブルー・プラネット・スカイ》、通称「タレルの部屋」は館内の交流ゾーンにあり、夜22時まで入場券なしで入れます。ここは日暮れから暗くなるまでの時間帯がオススメ、と聞いて、ベンチに腰掛けぼんやりと眺めていました。なんて贅沢な時間だったんだろう…。最初の2枚は昼間に撮ったので角度が違いますが、ぽっかりと四角く切り取った空は本当に美しかったです。金沢市民がうらやましいな、と思った場所でした。
2014.07.27 Sunday 15:14 | - | trackbacks(0) | Art | このエントリーを含むはてなブックマーク|

「レアンドロ・エルリッヒ - ありきたりの?」

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2008年のシャネル・モバイルアートで一番印象に残ったのがレアンドロ・エルリッヒの作品。意外にも日本で初めての個展が金沢21世紀美術館で開催中です。会場内は「エルリッヒさんのご厚意で撮影自由」(係員のお姉さん談)、ということで、楽しく撮影もさせて頂きました。全作品撮れますが、ここで画像をアップするのも、これから行く方の楽しみを半減させてしまいそうなので、少しだけ。

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《サイドウォーク》
これはブエノスアイレスの街並みだそうです。シャネルの時はパリでしたよね。この作品が見られただけで、この展覧会の目的を全部果たせた気がした。手前の水たまりに、たまに水滴が落ちるのです。それがもうツボで…!

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《見えない庭》
現美「うさぎスマッシュ」での《ロスト・ガーデン》と同じ仕掛けだけど、かなり大規模です。ぐるぐると何周もして確認したくなりました。

他にも不思議な仕掛けの楽しい体験型の作品《リハーサル》、エレベーターがモチーフの二作品も印象的、そして何度も行ってしまう《スイミング・プール》…。作品数はさほど多くないのだけど、ものすごい充実感でした。
エルリッヒは老若男女すべての人が楽しみを共有できる希有な作家だと思います。そういう意味では、日本での初個展が東京ではなく、市民に大きく門戸を開いているこの美術館で開催されたというのにも納得です。都心の美術館だったら、ここまでのんびりと心ゆくまで展示を楽しむのは難しかったかもしれません。親しみやすさと共に、想像力をかき立てられる作品の数々は遠出をしてまでも見る価値が大いにあります。
8/31までの開催です。お時間作ってぜひ。
2014.07.26 Saturday 13:52 | - | trackbacks(0) | Art | このエントリーを含むはてなブックマーク|

金沢21世紀美術館

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先週末の連休を利用して金沢21世紀 美術館に行って来ました。ずっと行きたいと思っていたら10年が経っていてびっくり。ちょうど開館10周年を記念してレアンドロ・エルリッヒ展が開催されており、それに合わせて金沢行きを決行しました。

金沢駅からバスで20分程で到着した美術館は、芝生の庭に囲まれた円形の平屋で入口は4か所。面白い作りです。

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ここの館を象徴する作品と言えばレアンドロ・エルリッヒの「スイミング・プール」、夏の晴天の日で良かった!と思いました。

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地階に降りて見上げるとこんな感じ。本当にプールの中にいるみたい。子供の頃、潜水が好きで、そればっかりやってたことを思い出しました。

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夜はこんな感じ。パブリックスペース(「タレルの部屋」など)は22時まで入れます。これはまた後日書きますが、これだけの作品を市民に開放という形で公開しているのは素晴らしいことですね。取り急ぎ、さわりだけ。
2014.07.25 Friday 23:27 | - | trackbacks(0) | Art | このエントリーを含むはてなブックマーク|

アンディ・ウォーホル展

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昨年夏にポップアート展があったせいか「あれ、またやるの?」と思いながら見に行ったら、内容は全く違っていました。こちらは最初から最後までウォーホール(展覧会は「ウォーホル」表記となっているけど、「ウォーホール」の方がしっくり来ますよね)の生涯でまとめた展示となってました。
冒頭の少年時代からの写真に始まり、彼の人生やそれを彩った数々の品を眺めるのは本当に楽しかったです。彼の晩年はわたしの自我の形成期(中高生時代)にあたり、大きな影響を受けたポップカルチャーの世界を改めて見せつけられて、ちょっと感慨に耽ったりして。特にティナ・チャウ、バスキア、キース・ヘリングとの写真には懐かしさに胸が締め付けられる程。ティナ・チャウ、大好きだったなぁ。キース・ヘリングは「ぴあ」で知ったし、「Studio Voice」もよく読んでた。で、海外に行くと「Interview」誌を背伸びして買ってみたりしてね、、なんていう思い出がわらわらと溢れ出しました。懐かしのTDKのTVCMも流してました。えぇ、しっかり覚えてますとも!展示には「タイムカプセル」と称したウォーホールが収集していた旅の記録、購入した書籍類、招待状の類いの私信もズラリ。こちらも眺めてて楽しかったです。ガラスケースを覗き込む形なので、混まないうちに鑑賞することをお薦めします。
キャンベルスープや毛沢東などの有名所の作品群よりも、細々したスケッチや写真、雑貨の方が心に残ったのは、きっと少しでも彼と同じ時代を生きていたからだと思います。
若い人にも我々世代にも楽しめる展示です。
2014.02.18 Tuesday 22:29 | - | trackbacks(0) | Art | このエントリーを含むはてなブックマーク|

ザ・ビューティフル

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六本木でラファエル前派展を見た後、その足で今度は三菱一号館へ。こちらはこの日が「ザ・ビューティフル 英国の唯美主義1860-1900」の初日でした。
ラファエル前派展が絵画のオンパレードだったのに比べ、こちらはテキスタイル、建築デザイン、工芸品なども含めたこの時代の芸術を、ひとつの流れとして見せている展示でした。前者で画家たちの関係を頭に入れていたので、そんな視線で眺めると見慣れたはずのバーン=ジョーンズの絵画もまた新鮮に映ります。(《室内履きのデザイン》は素敵だった!)
もちろん再発見や初見の画家もたくさん。後半で見たビアズリーの退廃的で繊細な画風はまとめて見るのはとても刺激的でした。最後を飾ったムーアの《真夏》はその大きさはもちろん、オレンジ色とアップルグリーンという対称的な色彩の置き方にほれぼれ。

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そして一番印象に残ったのがバーン=ジョーンズ作のこのブローチ。七宝細工を施した金にトルコ石、珊瑚、真珠、ルビーで象嵌したもの。非常に色彩豊かで立体的に作ってあります。これにはただただうっとりするばかり。ケースの前から離れがたくなるほどでした。

三菱一号館美術館の独特な雰囲気と相まって、この美的感覚を最初から最後までしっかり堪能することが出来ました。「唯、美しく。」のコピー通りのまさに「ひたすら美しい」展覧会です。5/6までと長い会期ですが、混雑する前に早めに鑑賞することをお薦めします。

2014.02.04 Tuesday 22:15 | - | trackbacks(1) | Art | このエントリーを含むはてなブックマーク|

ラファエル前派展

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最初から最後までどっぷりとラファエル前派の絵画に浸れるこの展覧会を昨年から心待ちにしていました。バーン=ジョーンズ、ロセッティ好きなら見逃せない展示です。内容は期待を裏切らない素晴らしさ。見事に絵画、絵画のオンパレードです。いわゆる英国的な絵画とは一線を画したラファエル前派の作家たちの作品は一見同じ画風なんだけど、良く見ると個性が出てると思います。神話的なバーン=ジョーンズ、官能的なロセッティ…(余談ですがわたしはロセッティの「妻の死を嘆き悲しみ自作の詩集の草稿を一緒に棺に納めたものの、数年後にやっぱり出版したくなって墓を掘り起こした」というエピソードが大好き)。
7章に分かれていますが、途中でお腹いっぱいになって来たなーと言うタイミングで、作家たちの相関図のパネルがあり、ここで小休止。これがまたソープオペラかビバヒルかと思う程の面白さで、これを念頭にもう一度前半の展示室に戻ったりして。こんなことなら「芸術新潮」で予習して行けば良かった。
そんなゴシップ的要素も楽しみながら鑑賞すると、ますます作品に対する理解度も深まるような気がします。それにしてもやっぱり美しいと言うことはすごいこと。6室目の「美」の間の完璧さには言葉を失いました。「7.象徴主義」の間には大好きなバーン=ジョーンズの《「愛」に導かれる巡礼》がどかんと飾られているのですが、それよりも背後の《プロセルピナ》《ベアタ・ベアトリクス》が気になって何度もここを行ったり来たり。濃厚な展示でした。混まないうちにもう一度おさらいに行きたいですね。

Twitterアカウントで混雑状況を随時更新してくれています。これは便利。
2014.02.01 Saturday 23:24 | - | trackbacks(0) | Art | このエントリーを含むはてなブックマーク|

「何かがおこってる:1907-1945の軌跡」所蔵作品展「MOMATコレクション」より

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「クーデルカ展」の後に駆け足でささっと!と思ったら、駆け足どころかえらく時間がかかり、考えさせられた展示。画像は椎原治《「流氓ユダヤ」より 追はれる者B》。
ナチスドイツに追われたユダヤ人が神戸を経由してアメリカへ亡命したという話は聞いたことがあったけど、そのユダヤ人居留地区を撮影したのがこの作品。キャプションにもあったように、当時の人びとの「なにがかが起こっている事は感覚としてわかっていたけれど、それが具体的に何なのかは理解していなかった。このユダヤ人たちを見て初めて漠然とした怖さを感じた」という空気感がどこか現代社会と共通しているように思えて、薄ら寒い気がしました。

衝撃的だったのが津田青楓《犠牲者》、《ブルジョワ議会と民衆生活 下絵》の二点。《犠牲者》は小林多喜二の拷問死に触発されて制作したもの。隅々まで見ると非常に風刺的な内容になっており、津田青楓もまた捜査の対象になったそう。
他、戦時中の婦人誌などの雑誌や、近美所蔵のおなじみの戦争画が並び、ここのキュレーター諸氏のただならぬ思いを垣間見た気がしました。

「なんだかよくわからないけど、怖い事が起こりそうな気がする」という感じはこの時代も今も同じような気がして、そんな予感があたりませんように、と思いながら退館しました。
2014.01.10 Friday 22:42 | - | trackbacks(0) | Art | このエントリーを含むはてなブックマーク|

ジョセフ・クーデルカ展

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会期が1/13(月・祝)までと迫っているこの展覧会を心の底からオススメしたいのが心苦しいほど素晴らしかった写真展です。昨年見てたらグルスキー展より上にランクインさせたかった。
クーデルカと言えばやはりプラハの春を撮った「侵攻 1968」が有名ですが、今回はそのコーナーはほんの一部。写真家としての初期作品の構図のセンスの良さ、劇場での人々の一瞬を切り取った俊敏さを味わった後に来るのが1962-70年の作品「ジプシーズ」です。これは生々しい作品もあるのだけど、どうも作り込みを感じさせる方が多かったかも。劇場を撮った人ですからね、芝居然としてしまうのもわかります。
「エグザイルズ」は亡命中のクーデルカが欧州各地を放浪しながら(皮肉な事に自分がジプシーとなったわけですね)撮った作品。意外に日常的な被写体が多いのだけど、ものすごい孤独感。地に足がつかない、定住地がないということの心情がわかるよう。
そして最後が「カオス」と称したパノラマ作品たち。これは正直ちょっと多過ぎた。個人的にはパノラマって視点が定まらないのでちょっと苦手なのです。ここより「侵攻」をもうちょっとたくさん見たかったな。

壁と言う壁に展示された作品群の数に圧倒されながらも、一点ずつ眺めて行くと不思議とその世界観にどっぷり入り込む事ができました。私語をする人もなく、皆さん黙々と鑑賞を続けると言う静謐な世界。見終わった時には東欧の不条理な小説を読み切ったような気持ちになりました。

ざっと見て回っても結構時間がかかってしまったので、じっくり見たら目も身体も相当疲れます。幸か不幸か会場は比較的空いています。お時間にゆとりを持って、ぜひ出かけていただきたい展示です。
2014.01.07 Tuesday 22:29 | - | trackbacks(0) | Art | このエントリーを含むはてなブックマーク|

Kawaii 日本美術 ―若冲・栖鳳・松園から熊谷守一まで―

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今では世界共通語になりつつある「かわいい」という大変便利な言葉。山種美術館ならではの審美眼で選んだかわいい作品てんこ盛りの、お正月らしく大変愛らしい展覧会です。
小さきもの、愛らしいもの、美しいものを会場一杯に展示、「うわぁ♡」と顔がほころんでしまう作品は間違いなく温かい気持ちにさせてくれます。
特に動物コーナーの犬とうさぎの愛らしさときたら!犬好きのわたしはここだけでずいぶん時間を費やしました。全体的にふんわりと優しいイメージの絵が多いのですが、小山硬の《天草(納戸)》の少女の黒い瞳とまっすぐな視線にはちょっと心を打たれましたね。
後期(2/4~3/2)には若冲の《樹花鳥獣図屏風》も静岡県立美術館からやって来ます。それに合わせてもう一度行かなくては。
2014.01.05 Sunday 22:14 | - | trackbacks(0) | Art | このエントリーを含むはてなブックマーク|

2013年 展覧会ベスト5

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恒例の展覧会ベスト5。一応順位は付けているものの順不同と言ってもいいですね。

1位 山口晃展 「画業ほぼ総覧 -お絵描きから現在まで」
ここのところ回顧展が続いていますが、この展覧会は間違いなく今までで一番濃い内容のもの。山口さんが高校卒業までを過ごした群馬県という地の利を生かし、幼少時から学生時代までの初公開作品が多いのが大きな特徴。会場も広々と使い、見所の多い展示内容でした。上の画像は今年創刊された「ミュージアムカフェ・マガジン」第2号の画伯特集号。写真が素敵でした。

2位 カイユボット展
パリ好きにはたまらない展示構成、あの時代のパリのブルジョワ層の生活を垣間見る事の出来る楽しさ、お金に困る事なく、自分の好きなものだけ描けるという余裕が生み出す雰囲気などなど、何とも言えずツボな展覧会でした。弟が撮影したたくさんの写真作品も楽しかったです。

3位 アントニオ・ロペス展
駅で告知ポスターを見るまでまったく知らなかった作家にこんなに惹かれるとは自分でも驚き。写実とはまた違ったロペスの筆致は人を惹き付ける何かがあります。いつまでもお元気で制作を続けていただきたいものです。

4位 アンドレアス・グルスキー展
珍しく写真展を入れてみました。しかも2回も行っちゃった。それだけインパクト大な展覧会。ビジュアルに使われたカミオカンデよりも、プラダのブティックを撮影した淡いピンクとペパーミントグリーンの作品がちょっと寒々とした雰囲気で好き。

5位 「カリフォルニアデザイン 1930-1965 ”モダン・リヴィングの起源”」
こちらも珍しくデザイン系をランクインさせてみました。日常的に接しているカリフォルニアデザインの歴史や成り立ちを知る事が出来たのも収穫。家具やファッション、宣伝用アート多方面からカリフォルニアを捉えた展覧会でした。新美の展示室もうまく使っていたと思います。

相変わらず鑑賞した回数がそんなに多くないので、ベスト5までで失礼しますが、他に印象に残ったものとしては「若冲が来てくれました」「LOVE展」「うさぎスマッシュ展」が挙げられます。山口晃さん関連は次回からは殿堂入りでランクインさせないようにした方がいいかもですね。来年も素晴らしい展示にめぐり逢えますように。
2013.12.30 Monday 15:14 | - | trackbacks(1) | Art | このエントリーを含むはてなブックマーク|
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